ファミリーマートは11月6日から、「ヨーグルトを使ったのむキウイ」(204円)を数量限定で販売する。
今回のドリンクは排便記録アプリ「ウンログ」との共同開発商品の第2弾。大腸を働かせる善玉菌を増やす上で効果的な水溶性食物繊維を多く含むグァー豆を分解した粉体製品「サンファイバー」を採用した。これにはバナナだと60本、キウイだと10個分相当となる水溶性食物繊維6gが含まれている。
「ウンログ」の運営する“腸活女子”コミュニティウンログ女子部メンバーが開発に携わった。その中で「おやつを食べながら“腸活”したい」と“ずぼら腸活”を望む声が上がり、食べても罪悪感が少ないスイーツとしてヨーグルトが選ばれた。
藤田紘一郎・東京医科歯科大学名誉教授は「腸内環境は免疫に関連している」と免疫力は腸内細菌が7割、こころ(精神面)が3割と説明。がんや花粉症などのアレルギーだけでなくうつ病の予防にまで、食物繊維の摂取量が関連するという。また腸内で作られる短鎖脂肪酸が超皮膜を保護し痩せ菌を増やすと説明。さらに腸活には夜が最適として、仕事終わりの食物繊維の摂取を勧めた。
ファミリーマートではプライベートブランド(PB)はもともといいものを安く、の考えから始まったが、近年は「ここでしか買えないもの」という方向性で開発を行っており、「ファミリーマートでしか買えない“腸活”アイテム」という方向性で「ウンログ」と共同開発を行い、第1弾では「サラダスムージー」を販売していた。