キユーピー子会社のサラダクラブ(調布市、萩芳彰・社長)は、野菜を麺状にカットした「ベジタブル麺」を発売した。野菜を細長く麺状にカットした新感覚のパッケージサラダで、ラインアップは、食感がよく麺類になじみやすいニンジン、ダイコン、ケールの3種。糖質が気になる人に向け、米や麺などの主食を野菜に置き換える“野菜の主食化”を提案する。
ラーメンやうどん、パスタの麺を半分だけ同商品に置き換えることで糖質を抑えられ、かつ野菜を多くとることができる。麺と一緒に茹でるだけで手軽に“半分置き換え”が可能なうえ、温かい麺メニューだけでなく、サラダへのアレンジなども楽しめる。健康志向の高い人はもちろん、食生活の改善を検討している人にもおすすめだ。
「ベジタブル麺 にんじん」は、ニンジンを細長く麺状にカットしたもの。ほのかな甘味と食感が特徴で、ラーメンとの組み合わせがおすすめ。ラーメンと栄養価を比較すると、糖質とカロリーは約4分の1ながら、食物繊維は約2倍となっている。
「同 だいこん」は、ダイコンを細長く麺状にカットしたもの。シャキシャキとした食感が特徴で、うどんとの組み合わせがおすすめ。うどんと栄養価を比較すると、糖質は約7分の1、カロリーは約6分の1ながら、食物繊維は約1.6倍となっている。
「同 ケール」は、スーパーフードとして注目されているケールを細長く麺状にカットしたもの。苦味が少なく、クセがないケールを使用していて、パスタとの組み合わせがおすすめ。 パスタと栄養価を比較すると、糖質は約16分の1、カロリーは約6分の1ながら食物繊維は約2.2倍となっており、より健康志向の高い人に最適だ。
厚生労働省の調査によると、1日あたりの国民の野菜摂取量は目標値に対し約70g不足していることから、1食で不足分を補えるように、3種とも1人前を70gに設定している。なおサラダクラブホームページ内「野菜たっぷりレシピ」に、「ベジタブル麵」を使ったアレンジメニューを掲載している。同社はその他、米のように食べる「キャベツライス」などを販売している。