ファッション

「グッチ ゴースト」のアーティストが自身のブランド立ち上げ 「コンプレックスコン」で披露

 「グッチ(GUCCI)」のGGロゴを用いた作品「グッチ ゴースト(Gucci Ghost)」で知られるアーティスト、トレバー・アンドリュー(Trevor Andrew)が、自身のストリートウエアブランド「リアル バイ(REAL BUY)」を立ち上げた。

 アンドリューが同ブランドのデビューの場に選んだのは、11月3、4日に米ロサンゼルスで開催されたストリートカルチャーの祭典、「コンプレックスコン(ComplexCon)」。イベントに先駆けて1日から公式ECサイトでロングスリーブTシャツを販売していたが、「コンプレックスコン」では65ドル(約7300円)のTシャツや90ドル(約1万円)のロンTをそれぞれ7型販売。コリアンタウンにあるアンドリューのスタジオを再現したというブースには、壁にハンドペイントのジャケットがずらりと並べられ、床には彼によるペイントが描かれていた。当日は無料のタトゥーサービスを提供したり、ラッパーのナズ(NAS)が訪れるなど盛り上がりを見せていた。

 アンドリューは自身のブランド立ち上げについて、「ずっと作品を作り続けてきたから、僕がやっていることを信じ、僕がしたいようにさせてくれる人たちを見つけられるのは素晴らしいことだ。それが最高のシナリオだね」とブランドのブースで語る。

 アンドリューは2000年ごろプロスノーボーダーとして活躍した後、トラブル・アンドリュー(Trouble Andrew)の名前で音楽活動やアーティスト活動を開始。ある年のハロウィンに「グッチ ゴースト」を発表すると、それがアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)率いる本家「グッチ」の目に留まり、16年に「グッチ」とコラボを果たした。アンドリューの作品はドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)やニューヨークのミルク ギャラリー(Milk Gallery)などに展示されている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。