ポーラは11月12日、恒例の「ニッポン美肌県グランプリ」2018年版を発表した。1位は美肌偏差値78.64の島根県で、昨年6位から大幅ランクアップを果たし、3年ぶりに首位に立った。2位は68.33で秋田県(昨年3位)、3位は65.00で石川県(同2位)だった。なお、昨年1位の富山県は4位に順位を落とした。
島根県は調査項目全8部門のうち、「肌がうるおっている」「ニキビができにくい」「マイクロダストに強い」の3部門で1位を獲得した。気象庁のデータによると夏場の日照時間が長いため他県より紫外線の影響を受けていた可能性があるものの、「生活面において、ストレス軽減や食習慣の改善など美肌によい習慣が増えたことが、首位奪還の要因だと考えられる」(同社)という。
2位の秋田県は色白美肌美人が多いことで知られ、毎年上位常連だが、今年は1つ順位を上げた。日照時間が他県と比べ短く、紫外線の影響を受けにくい環境もあり「シミができにくい」部門で昨年に引き続き1位を獲得。同じく日本海に面している石川県は昨年2位からのランクダウンだが、全8部門で軒並み上位に入るなどバランスの良い結果となった。
同社が保有する累計1750万件の肌データを使い行われる同調査は2012年から続く人気企画。今年は2017年9月~18年8月の1年間に集めた女性のスキンチェックデータ56万4608件を元に分析し、都道府県ごとに集計している。