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ナイキとプレミアリーグがパートナーシップ契約を2024-25シーズンまで延長

 ナイキ(NIKE)は11月、英フットボールーリーグのプレミアリーグ(Premier League以下、PL)とのパートナーシップ契約を2024-25シーズンまで6年間延長すると発表した。ナイキは2000年以降、PLの公式球を提供・開発しており、これでパートナーシップ契約は24年間続くことになる。

 契約延長についてリチャード・スキューダモア(Richard Scudamore)PLエグゼクティブ・チェアマンは、「ナイキはPLの優れたパートナーで、20年近く質の高い公式球を提供してきてくれた。(24-25シーズンまで)契約を延長することができて大変うれしく思う」とコメント。マーティン・バックリー(Martin Buckley)=ナイキ グローバル フットボール バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネジャーは、「ナイキとPLの約20年にわたるパートナーシップでは、公式球の技術革新はもちろん、一般市民からトップ選手までのサポートも含まれている。今後もわれわれはパートナーシップを継続し、もっと多くの人々がフットボールを楽しめるように努める」と抱負を述べた。

 ナイキの公式球は、わずかな違いも敏感に感じるトップ選手たちからの信頼も厚く、これまでに15モデルが開発されてきた。ボールが試合に与える影響は大きく、10年の南アフリカW杯では、アディダス(ADIDAS)の公式専用球“ジャブラニ(JABULANI)”が、通常のボールよりも“ブレる”と選手から不評の声が上がり話題となっていた。

 PLは、全世界のスポーツリーグの中で最もテレビ中継の視聴者が多い人気のリーグ。20クラブが所属し、「マンチェスター・シティFC(MANCHESTER CITY FC)」や「チェルシーFC(CHELSEA FC)」「トッテナム・ホットスパーFC(TOTTENHAM HOTSPUR FC)」などのユニホームをナイキが手掛けている。

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