ニットメーカーの気仙沼ニッティング(宮城県気仙沼市、御手洗瑞子・社長)は、都内初の直営店「気仙沼ニッティング東京」を東京・千駄ヶ谷に11月17日オープンする。直営店は2014年オープンの気仙沼の「メモリーズ」に次ぐ2店舗目。都内ではこれまでもポップアップなどを開催してきたが、常設店は今回が初めてとなる。
店舗面積は約26平方メートルで、アイテムが見やすいシンプルな内装に仕上げる。フルオーダーメードのアラン柄カーディガン“MM01”(14万円)やセミオーダーメードのセーター“ME”(8万円)を扱う他、既製のガンジーセーター“ETUDE”(7万円)や新作などフルラインアップをそろえる。
気仙沼ニッティングは12年6月、ほぼ日刊イトイ新聞の震災支援プロジェクトとしてスタート。ニットデザイナー三國万里子がデザインを手掛け、地域の女性たちが一着ずつ手編みでセーターを作っている。13年6月に会社として独立した。