セレクトショップの「ユニオン(UNION)」は16日、“ナイキ エア ジョーダン1(NIKE AIR JORDAN1以下、AJ1)”とのコラボモデルを販売するポップアップストアを17日のオープンに先駆けて公開した。東京・原宿のユニオン トーキョーを丸ごと「ジョーダンブランド(JORDAN BRAND)」仕様にラッピングした店舗で、17~21日の期間限定。期間中は通常営業は行わない。
コラボモデルの“AJ1”はオーナーのクリス・ギブス(Chris Gibbs)がフリーマーケットで見つけた“AJ1”の“ブラックトー(通称つま黒)”と“ホワイト×グレー”、“ブレッド”と“ストームブルー(通称ケンタッキー)をそれぞれ組み合わせた2型。10月には米ローズボウルのフリーマーケットで、個人の所有物と装って80ドル(約9120円)でサプライズ販売。スニーカーコレクターのショーン・ウェザースプーン(Sean Wotherspoon)らが誰も本物だと信じなかったという動画を公開し、話題になっていた。既にユニオン トーキョーでは、電話が鳴り止まないほどの問い合わせの多さだという。
店内はブラックに塗装され、スクリーンにはクリス=オーナーの妻、ベス・ギブス(Beth Gibbs)がスタイリングしたビジュアルが流れる。マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)がNBAのダンクコンテストの際にゴールドのネックレスチェーンをしていたスタイルからインスピレーションを得た。
価格は“AJ1”が2万1000円。アパレルは全11型で、Tシャツが4500~5000円、パーカが9000円、スエットが8000円、ショートパンツが7500円。アパレル類も、洗いをかけたり、裏返しにしたり、プリントにクラック加工を施すなど、“フリマで見つけたビンテージのAJ1”というコンセプトを踏襲した。
なお17日と18日は、事前の入場整理抽選(入場時間を指定した抽選)に当選した人のみの入場となり、抽選は終了している。ブルーはユニオン限定。ブラックは24日にドーバー ストリート マーケット ギンザとユナイテッドアローズ&サンズ、ビームス原宿で数量限定発売する。