「WWDビューティ」11月22日・29日合併号は2018年秋冬の美容家電(ビューティギア)の特集です。多機能化が進んでいた美容機器市場は、独自技術を搭載し、より高機能な流れが強い多機能製品が引き続き高い支持を集めています。一方で、ここにきて原点回帰ともいうべき一つの機能(部位)に特化した一点集中型の製品も目立ってきています。そんな2極化が進む美容機器の今を取材しました。
また目元やヒップ、唇、手など各部位のケアに特化した製品の展開が顕著な一点集中型のアイテムは、集中的なアプローチで素早い効果実感が期待できるのがポイント。プラスアルファを付加した多機能&高機能タイプは高価格帯の商品も多いものの、1台持っていればあらゆる悩みにアプローチできるのが強みです。
美容機器カテゴリーの中で保有率もダントツのヘアドライヤーの他、リフトアップやたるみケアなどマルチな機能でサロンのクオリティーのホームケアをかなえる多機能アイテム、悩みに対する確かな効果が期待できる一点集中型のアイテムを紹介するとともに、拡大が進む美容家電市場の背景に迫ります。
ニュース面では、11月11日に行われた中国のネット通販の買い物商戦「独身の日(W11)」を取り上げ、流通総額が6兆円といわれる中で化粧品がどう売れたのかを解説した他、アイスタイルが初めて開催する「アットコスメビューティ デイ2018」にフォーカスし、「日本で一番化粧品が売れる日に」と語るアイスタイル吉松徹郎社長のインタビューを掲載しています。
その他、初のカスタマイズ美容液を発売する「クリニーク(CLINIQUE)」、サロンでの施術を無料で体験できる“0円動画クーポン”を提供する動画アプリの「サロミー(SALOMEE)」、世界初のバスボムのコンセプトショップをオープンする「ラッシュ(LUSH)」、“時間美容”に基づいた美白美容液を発売する「KANEBO」などを取り上げています。