「スカルプD」などを手掛けるアンファーが全国47都道府県の20~60代男女(各都道府県100人、男女比5:5)を対象に行った調査をもとに「肥満要注意都道府県ランキング」を発表した。それによると、 “肥満要注意県”1位は岩手県で、2位に福島県、3位に山形県が続き、トップ3を東北地方が占めた。
同調査は対象となる男女のBMI(Body Mass Index)を調べ、平均値をベースにしたもの。BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」の計算式で調べられ、25.00からが肥満とされているが、今回の調査では全都道府県が普通体重の指数(18.50〜24.99)を超えておらず、1位の岩手県も平均BMIは23.05だった。
しかし同時に行ったアンケート調査で、岩手県は「生活習慣を注意されたくない」「体が弱い、根性がないと周囲に思われたくない」の項目で1位に。一方、「運動習慣がある」の回答は41位だった他、BMI25.00を超えている人の数が最も多かったという。同様に、2位の福島県は「肥満に対する外見のケアを行っている」が45位、3位の山形県も「運動頻度が高い」が44位、「ジム通いをしている」が45位となり、肥満対策への意識が低く、運動習慣が少ない傾向が見られた。
一方、ランキング47位の“健康県”は、県をあげて健康意識の向上に取り組んでいる新潟県で、46位は神奈川県、45位は京都府だった。