「WWDビューティ」12月6日号は、2019年春夏コレクションのヘアメイクトレンドを総括します。ここ数シーズン、ファッションではストリートが圧倒的な影響力を見せており、ヘアメイクもその要素を取り入れたブランドが多く見られましたが、今季はファッションと同様に“脱ストリート”ともいえる2つの大きなトレンド、「フェミニン」と「ヘルシー」が台頭しました。
ファッショントレンドをけん引してきたブランドの方向転換を受け、ヘアメイクもこれまでの少しハードでカジュアルなストリート的イメージから、淡いカラーを使用したエレガントなものや、ソフトでフェミニンな表現が増加。パステルカラーに象徴される優しいカラーがメイクでも登場しています。
特集では、レモンイエローやピーチピンクを代表とする“パステル”をはじめとする8つのキーワードから最新トレンドを読み解きます。また、池田ハリス留美子「M・A・C」シニアアーティスト、豊田健治・資生堂ビューティークリエイションセンターヘアメイクアップアーティストに全体のトレンドを、寺本知香・松屋銀座本店化粧品バイヤーにトレンド変化による店頭売り上げを聞きました。
ニュース面では、軽く柔らかで自然な積層型極薄膜を肌表面に作る花王の新技術“ファインファイバー技術”について詳しく解説した他、「ディオール(DIOR)」の人気エイジングケアシリーズ「カプチュール ユース(CAPTURE YOUTH)」から発売される化粧水、「ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)」から発売される先進エイジングケアシリーズをリポート。
その他、カラーアイテムを本格発売する「アンプリチュード(AMPLITUDE)」、高機能スペシャルケアシリーズの第2弾としてアイケアを発売する「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」、“シミの骨”に着目した美白アイテムを発売する「アスタリフト(ASTALIFT)」、ナチュラルフレグランスの新作を発売する「ロジェ・ガレ(ROGER & GALLET)」を取り上げました。