ファッション

ベッドルームに桜の木  原宿にコンセプト型宿泊施設がオープン

 原宿カルチャーを発信するプロダクションのアソビシステムは、民泊事業を手掛けるエアービーアンドビー(Airbnb)と不動産事業を展開するロクヨンの両社と協業したオリジナルコンセプト宿泊施設「モシ モシ ルーム(MOSHI MOSHI ROOMS)」の第1弾“SAKURA”ルームを12月3日に東京・原宿にオープンした。
 
 同プロジェクトは、エアービーアンドビーが日本企業36社とタッグを組んだ“エアビーアンドビー・パートナーズ”に関連したもの。包括的契約のもとにエアービーアンドビーが自社の予約システムを提供し、アソビシステムはプロデュースを通して原宿をコンセプトとした事業の拡大を、ロクヨンは不動産提供を通して渋谷区を中心とした民泊の運営を目指す。今後、コンセプトの異なる部屋を随時オープンしていく予定だ。

 第1弾の“SAKURA”ルームは、日本を象徴する桜の花がコンセプト。部屋全体をピンク色に統一し、桜のモニュメントをベッドルームの天井に装飾した。また原宿カルチャーを彷彿させる“桜”の文字をデザインしたネオン管を設置するなど細部に工夫を凝らす。約44平方メートルの部屋は、キングサイズのベッドにソファルーム、アメニティー付きのシャワールームの他、キッチンやパウダールームも備える。料金は1泊4万円(変動制)で、最大6人まで宿泊可能。またビルの屋上にはレンタルスペースとして、パーティーやイベントにも使用できるテラスを併設する。

■MOSHI MOSHI ROOMS
オープン日:12月3日
住所:東京都渋谷区神宮前2-18-7

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。