第一三共ヘルスケアのグループ会社で化粧品の開発・販売を手がけるアイムが2019年2月27日、第一三共ヘルスケアのロングセラーブランド「リゲイン(REGAIN)」から、サプリメント「リゲイン トリプルフォース(医薬部外品)」(60錠、4200円)を発売する。健康や美容に気を使う男女に向け、“若々しさを取り戻す”をコンセプトに発信。通信販売限定で、5年後の年間売り上げ30億円を目指す。
黄色のラベルに黒い太文字が特徴的な「リゲイン」はバブル時代の1988年に、“元気に頑張る人”をターゲットとして登場。翌年にはCMに使われた「24時間戦えますか」のフレーズが流行語大賞を受賞するなどして大きな話題となり、エネルギッシュに働く企業戦士の相棒として支持を集めた。
「月日が流れ、 “24時間戦えますか”は死語になっている。もちろん現代でも頑張らなければならない人は多く、黄色の『リゲイン』はそういった方たちのデスクワークのお供であり続けたい。しかし今は人生100年時代とも言われ、いつまでも若々しく健康でいることが重要になっている」と塙雅明・第一三共ヘルスケア商品戦略部主席は新製品発売の理由を語る。
製品は体内で余分な糖とタンパク質が結びつくことで発生し加齢の原因となる“糖化物質(AGEs)”に着目。健康食品や栄養食品が多いサプリメント市場に、製薬会社としての科学的なエビデンスをもとにした医薬部外品を投入した。強力なビタミンB1誘導体の他、肝機能改善にも用いられる代謝改善剤、便秘や慢性湿疹に有効とされるビタミンB5など、医療用医薬品にも使用されている独自成分を配合。加齢による体や肌状態の不調改善をサポートする他、飲酒による皮膚のAGEs蓄積対策にも有効だという。