日本能率協会は12月5日、女性目線で食のトレンドを予測しグランプリを選ぶ「フーデックス美食女子 アワード(FOODEX美食女子 Award)」のアンバサダーに女優の飯豊まりえを任命し、就任式を開催した。
毎年3月に開催される国際食品・飲料展「フーデックス ジャパン(FOODEX JAPAN)」内のコンテンツとして行われる同アワードは、「フーデックス美食女子 グランプリ」として2013年にスタート。完成製品に対して賞を与えてきたが年々開発途中の商品のエントリーが増えたことを受け19年から名称を変更。今回、ドラマやCMで活躍する飯豊をアンバサダーに迎えることで、さらなる認知拡大を図る。
クリスマスを意識したチェックのワンピースで登場した飯豊は「どれだけ忙しくても3食しっかりご飯を食べます。得意料理はカレーで、自分でスパイス買ってきて、作ってみたりします。お店で食べるより自分で究極のカレーを作って食べるのが好きです」と食へのこだわりを見せた。また近年の傾向として、商品パッケージのデザインや、製品自体がどれだけフォトジェニックかにも注目している点について「見た目を重視したくなる気持ちは女の子だからすごくわかります。でも自分で作ったもは写真に撮るのを忘れて、食べた後に気付きます」と笑顔を見せた。
同アワードの審査員は、モデルやフードコーディネーター、栄養士など食に対する意識の高い20〜40代の女性約80人で構成される「フーデックス ジャパン」の公式組織である、食に精通する“美食女子”。女性目線で商品開発や商品PRを支援する。また、流通目線での評価も加えるために食関連のバイヤーも参画する。審査項目は、味はもちろん、パッケージなどのビジュアルをはじめ、コストパフォーマンスや市場適性などの売る側の目線も入る。
第7回目となる「フーデックス美食女子アワード 2019」は、19年3月5日に開催。12月7日までエントリーを受け付けている。