理美容家電メーカーのカドークオーラは会社設立第1弾製品として速乾・高機能ドライヤー「BD-E1」(2万8000円)を12月10日発売する。公式オンラインストアの他、家電量販店などで販売する。
通常ドライヤーはノズル部分にヒーターがあるが、その配置を見直し、円形モーターの上に置いたことでノズルのない独特なフォルムが生まれ、コンパクトで約400gの軽量なドライヤーとなった。ノズルをなくし髪までの距離を近くすることで、乾かしやすく、意図したとおりの自在なスタイリングをかなえる。
ドライヤーの要である“速乾性”を確保しながら、“髪と地肌へのダメージ”を軽減するため風質、風量、風温の3つにこだわった。風質は、吹き出し口の最前面にセラミックカートリッジを取り付け、効率的に遠赤外線を髪と地肌に届ける。さらに、ヒーター線にもセラミックコーティングを施して“デュアル遠赤外線”仕様とし、マイナスイオンユニットの搭載と合わせて高い風質を実現した。
定格消費電力1000Wの省エネ設計ながら、業界トップクラスのパワフルな風量を実現。また、DCブラシレスモーターの採用により、一般的なドライヤーの40倍以上にあたる約2万時間という長寿命化を実現した。長時間ドライヤーを使っていると地肌が痛いような熱さを感じることもあるが、 「BD-E1」は最高風温を約85℃に抑え、地肌に負担の少ない温度設定で過剰な乾燥を防ぐ。さらに遠赤外線をプラスすることで速乾性を高めている。
カドークオーラは今年4月、空気清浄機や加湿器等を製造・販売する日本のカドーと、韓国のSKネットワークスが共同で設立した合弁会社で、カドーの開発力・デザイン力と、SKネットワークスのグローバルな販売力を活かし、理美容機器やヘルスケア製品を展開する。