ファッション

眼鏡の三城が川柳募集 視覚障がいの理解を深める

 眼鏡専門店のパリミキやメガネの三城を運営している三城が、第2回ロービジョン・ブラインド川柳コンクールで作品を募集中だ。これは、目に障がいがある人、身近に視覚障がい者がいる人が、日々感じている視覚障がいにちなんだ日常の出来事を詠んだ川柳作品を募るもの。

 同社はコンクールの目的について、「普段から思っていてもなかなか言えないことを川柳で表現することで、自分と周囲の相互理解を深めるきっかけにしてもらいたい。また、川柳でユーモアのエッセンスを加えることで自分の気持ちも前向きにしてもらい、当事者にとって過ごしやすい社会となることを目指している」としている。

 募集部門は、“見えにくさを感じている方部門”(視覚・色覚に障がいのある当事者)、“メディカル・トレーナー部門”(医師・看護師・視能訓練士・歩行訓練士など)、そして“サポーター部門”(家族、友人、職場の人、誘導ガイド、ヘルパーなど)の3つ。審査には、元NHKアナウンサーで、滑稽俳句協会会長、俳句美術館館長などを務める八木健が当たる。募集は 2019年1月31日までで、優秀作品は2019年3月末に神戸アイセンター ビジョンパークおよび三城のホームページで掲載する予定。なお、第1回は1970句の応募があり、“見えにくさを感じている方部門”の最優秀作品は「死ぬまでに妻とやりたいニラメッコ」だった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。