眼鏡専門店のパリミキやメガネの三城を運営している三城が、第2回ロービジョン・ブラインド川柳コンクールで作品を募集中だ。これは、目に障がいがある人、身近に視覚障がい者がいる人が、日々感じている視覚障がいにちなんだ日常の出来事を詠んだ川柳作品を募るもの。
同社はコンクールの目的について、「普段から思っていてもなかなか言えないことを川柳で表現することで、自分と周囲の相互理解を深めるきっかけにしてもらいたい。また、川柳でユーモアのエッセンスを加えることで自分の気持ちも前向きにしてもらい、当事者にとって過ごしやすい社会となることを目指している」としている。
募集部門は、“見えにくさを感じている方部門”(視覚・色覚に障がいのある当事者)、“メディカル・トレーナー部門”(医師・看護師・視能訓練士・歩行訓練士など)、そして“サポーター部門”(家族、友人、職場の人、誘導ガイド、ヘルパーなど)の3つ。審査には、元NHKアナウンサーで、滑稽俳句協会会長、俳句美術館館長などを務める八木健が当たる。募集は 2019年1月31日までで、優秀作品は2019年3月末に神戸アイセンター ビジョンパークおよび三城のホームページで掲載する予定。なお、第1回は1970句の応募があり、“見えにくさを感じている方部門”の最優秀作品は「死ぬまでに妻とやりたいニラメッコ」だった。