ブルガリジャパンは12日、女性の功績や活動にスポットライトを当てた「ブルガリ アウローラ アワード2018(BVLGARI AVRORA AWARDS2018)」のセレモニーを六本木ヒルズで開催した。3回目となる今回は、「アンブッシュ(AMBUSH)」デザイナーのYOONや女優の杏、宇宙飛行士の向井千秋、小説家・エッセイストの林真理子など10名が受賞。恒例となっている六本木ヒルズアリーナでの“ゴールデン”カーペットでは受賞者に加え、今年「ブルガリ」のアンバサダーに就任したモデルのKoki,などセレブリティーが多数歩き、集まった人たちから歓声が上がった。
受賞者/推薦者は次の通り。杏(女優)/操上和美(写真家)、YOON(「アンブッシュ」デザイナー)/ノルベール・ルレ(LVMHジャパン社長)、福島リラ(女優)/奈良橋陽子(キャスティングディレクター)、石原裕子(MIYAVIの母)/MIYAVI(アーティスト・ギターリスト)、向井千秋(宇宙飛行士・東京理科大学特任副学長)/若田光一(宇宙飛行士・宇宙航空研究開発機構理事)、妹島和世(建築家)/林陽子(弁護士・国際女子差別撤廃委員会委員)、林真理子(小説家・エッセイスト)/戸田菜穂(女優)、林美木子(有職彩色絵師)/門川大作(京都市長)、コトリンゴ(音楽家)/坂本龍一(音楽家)、西本智実(指揮者)/湯川れい子(音楽評論家)。
授賞式では受賞者と推薦者が数々の印象的なスピーチを残した。多くの著名人が登場する中で、アーティスト・ギターリストのMIYAVIは自身の母である石原裕子さんを推薦。授賞式では「後にも先にもオカンを連れてくる人はいないかもしれない」と笑いを取りつつ、「17歳の時に“東京に行ってくる”と伝えたときは、止めたい気持ちでいっぱいだったろうけど“気いつけて行ってきいや”と送り出してくれた。自由を与えてくれたことを感謝している。子を思う気持ちは有名であろうとなかろうと違いはないと思う。女性の強さが未来に必要な強さだと思い、世界中の母親にこの賞をささげたい」などと話し会場には暖かい空気が流れた。