アトレは、台北の新商業施設内にアトレ初の海外店舗「アトレ(atre)」を2019年1月10日にオープンする。
「アトレ」が入る台北の新商業施設「ブリーズ(微風、Breeze)南山」は地下2階、地上7階の9層構造。トレンドエリアである信義区エリアに位置し、台北のランドマークである「台北101」に隣接する。「アトレ」はキーテナントとして2階の一部と3~4階(延床面積1万2000平方メートル、店舗面積6000平方メートル)を使用する。「アトレ」のコンセプトは“SLOW TIME、SLOW LIFE”。館内は、回遊を促すために細い小道をイメージし、イベントを開催できるスペースを13カ所用意したり、テラスには屋外デッキを設けたりする。
出店する51店舗のうち日本のブランドが半数以上を占め、台湾のローカルショップが約2割、他の海外ブランドが約2割の割合となる。業種別の構成比は、飲食業態が約40%、雑貨・小物業態が約40%、ファッション業態が約20%。台湾初出店は、ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)やダンデライオン・チョコレート(DANDELION CHOCOLATE)、フルッタフルッタ アサイーカフェ(FRUTA FRUTA Acai cafe)、ジャパン レール カフェ(JAPAN RAIL CAFE)など。他にも、台北の店舗のなかで最大規模の広さとなるビームス(BEAMS)などのテナントが入る予定だ。
キービジュアルには、台湾のフォトグラファーのジャン・ミンシー(江民仕、Chiang Ming Shih)、台湾の女優のリン・ヨウシン(林酉芯、Lin You Xin)、イラストレーターのグ・シャウイン(古曉茵、Gu Siaoyin)を起用した。
アトレと三井物産、台湾の大手ディベロッパーの長僑投資開發股份有限公司(Breeze以下、ブリーズ)の3社は台湾におけるショッピングセンター事業の実施と、商業施設の開発と運営を共同で推進することに合意し、2017年8月に関連諸契約を締結。アトレと三井物産が共同出資したアトレインターナショナルとブリーズは合弁会社のブリーズ アトレ ホールディングスを設立した。同社の子会社である微風艾妥列南山股份有限公司が「アトレ」の運営と管理を行う。