クロスプラスは2019年春夏、同社初のEC専業ファッションブランド「ノーク(N.O.R.C)」をスタートさせる。トレンド感のある商品とベーシックを合わせた日常着を提案。デザイナーズブランドから量販店への卸商品まで手がける同社の生産背景を生かし、“大人の女性に向けた本当のコスパブランド”を目指す。2月下旬から自社モール「クロスプラス オンライン」で販売する。
「ノーク」のトータルプロデューサーは、これまでオンワード樫山で「ローズブリット(ROSEBULLET)」などの数々のブランド開発を担当し、LA発の「キットソン(KITSON)」を日本に導入した宮井雅史を任命した。ディレクターには女性誌を中心に活動するスタイリストでプライベートでは母でもある福田亜矢子と斉藤くみの2人を起用した。福田が今の気分をとらえた着まわし力のある日常着“ノーク”を、斉藤はトレンチコート、白シャツ、Tシャツなど定番アイテムをベースにした “ノーク バイ ザ ライン(N.O.R.C. by the line)”を手掛ける。
コラボレーション商品も豊富で、デニムブランドの「レッドカード(RED CARD)」をプロデュースするドクターデニム ホンザワの本澤裕治・代表とのコラボデニムや、「リバティ ロンドン(LIBERTY LONDON)」のプリントを使ったアイテム、水着ブランド「ガカモレ(GUACAMOLE)」とのスイムウエアなどをそろえる。
価格帯はジャケット1万1000〜1万9000円、アウター8900〜3万6000円、シャツ・ブラウス5900〜1万3000円、カットソー3900〜6900円、ニット5900〜1万3000円、ボトムス6万9000〜1万5000円、ドレス 7900〜1万9000円など。
初年度の売り上げ目標は1億5000万円。認知拡大のため他社ECモールや、リアル店舗でのポップアップストア出店も視野に入れている。