2018年のビューティ業界はビッグウエーブが押し寄せたり、新たな波が生まれたりするなど、活気に満ちた1年だった。9月に引退した歌手の安室奈美恵がカラーを選んだ「ヴィセ(VISE)」の限定アイシャドウや、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」のアンバサダーに任命された渡辺直美がプロデュースしたリップは店頭のみならずSNSでも注目を集めた他、高島屋横浜店やそごう横浜店、阪急うめだ本店など、百貨店ビューティフロアの拡充も話題に。また、「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」「シャネル(CHANEL)」が口火を切ったメンズメイクアップ、資生堂や花王が研究する第二の皮膚、アダストリアなどのアパレルメーカーのビューティ業界参入など、これからのビューティ業界に影響を与える大きな一石も投じられた。そんな18年のビューティ業界のニュースを月別に紹介する。
【1月】
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ファンケルは4月1日から、店舗での契約社員の雇用区分を廃止する。全国204店舗で働く契約社員971人(2017年12月末時点)は全員、転居を伴う転勤がない“地域限定正社員”に切り替える。
アダストリアがコスメブランドを立ち上げ
ファッションブランド「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ローリーズファーム(LOWRY’S FARM)」などを手掛けるアダストリア(ADASTRIA)は9月、オリジナルのコスメブランド「カレイドエビーチェ(CALEIDO ET BICE)」をローンチする。20代後半〜40代の働く女性をターゲットに、スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、ボディーケア、飲食、アクセサリー、ジュエリーを取り扱う。価格帯は200〜3万円だ。
資生堂が塗るだけで人工皮膚になる事業を取得 化粧品に応用か
資生堂は1月11日、アメリカ地域本社であり連結子会社のシセイドウ アメリカズ コーポレーション(SHISEIDO AMERICAS CORPORATION)を通じて、米ベンチャー企業のオリボ ラボラトリーズ(OLIVO LABORATORIES)の保有する、人工皮膚を開発する「セカンドスキン」事業および関連事業を取得した。
ベッカムがロレアルと組んでメンズコスメ始動 急成長のグルーミング市場を攻略
元サッカー選手のデヴィッド・ベッカム(David Beckham)は2月、ロレアル(L’OREAL)とメンズのグルーミングブランド「ハウス 99(HOUSE 99)」を発売する。ベッカムが自身のビューティブランドを持つのは初めて。ロレアルにとっても久々のゼロからスタートする新ブランドだ。
「エビータ」スキンケア全面刷新 長澤まさみが新ミューズに
カネボウ化粧品は、「エビータ(EVITA)」のスキンケアを刷新し、植物の力に着目したエイジングケアシリーズ「エビータ ボタニバイタル」へと進化させて3月10日に発売する。刷新に伴い、新イメージキャラクターとして女優の長澤まさみを起用する他、ブランドロゴとマークも一新する。
【2月】
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資生堂17年12月決算で創業後初の売上高1兆円突破 日本やトラベルリテール事業が好調
資生堂の2017年12月期連結決算は、プレステージブランドやデジタル、eコマースなど売り上げ成長が期待できる領域への投資の効果などが現れ、売上高が前年比18.2%増の1兆51億円で創業以来初の1兆円超えとなった。
“コスキチ”がメイクに特化した新業態メイクアップキッチンをオープン
マッシュビューティーラボは2月28日、オーガニック・ナチュラルのメイクアップ製品に特化した新業態店舗メイクアップキッチン(MAKEUP KITCHEN)をルミネ新宿2にオープンした。
「ランコム」好調 ロレアル2017年の売上高は3兆円超
ロレアル(L’OREAL)の2017年12月通期決算は、売上高が前期比0.7%増の260億2370万ユーロ(約3兆4611億円)、営業利益が同3.0%増の46億7630万ユーロ(約6219億円)、純利益は同15.3%増の35億8550万ユーロ(約4786億円)と増収増益だった。営業利益率は過去最高の18%を記録。現地通貨ベースの売上高は同4.8%増だった。
阪急うめだ本店が化粧品フロアを改装 初出店ブランドも多数
阪急うめだ本店は3月1日、化粧品売り場をリニューアルする。スキンケアを拡充した「きれいきれいステーション」やキャビンを増設するなど2、3、6、10階の化粧品ゾーンを一新。また、3月28日には、隣接する阪急グランドビル19階にワンランク上のきれいがかなうビューティフロア「ハンキュウ ビューティ サロン(HANKYU BEAUTY SALON)」をオープンし、女性のあらゆるニーズに対応していく。
【3月】
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コーセーが安室奈美恵への感謝を伝えるプロジェクトを始動
コーセーは、20年以上にわたりCMやポスターなどで協働してきたアーティストの安室奈美恵の引退に伴い、彼女への感謝の意を伝えるプロジェクト「NAMIE AMURO x KOSE ALL TIME BEST」を開始する
「NYX」日本1号店オープンに開店前から約400人が行列 大盛況の幕開けに
米国発のプチプラコスメブランド「ニックス プロフェッショナル メイクアップ(NYX PROFESSIONAL MAKEUP)」日本1号店が東急プラザ表参道原宿3階にオープンした。開店前から行列ができ、一時入場制限を行うなど大盛況の幕開けとなった。
ロレアルが個人の肌状態に合わせたセラムをその場で調合する機械を発表
ロレアル(L'OREAL)は9日、パーソナライズ・スキンケア・マシーン、“カスタム ドーズ(CUSTOM D.O.S.E以下、D.O.S.E)”を発表した。
資生堂が新3カ年計画を策定 重点施策を敢行し、売上高1兆2000億円目指す
資生堂は、2018年からスタートする新3カ年計画を策定した。20年が最終年度の中長期戦略「VISION2020」で目標に掲げていた売上高1兆円、過去最高の営業利益を第1フェーズで達成したことから、「成長加速の新戦略」を推進。プレステージブランド事業を核としながら、デジタル化の加速や、M&Aにより加わったブランドやテクノロジーとのシナジーを最大限に発揮。人材や研究開発関連などへの投資も強化し、“世界で勝てる日本発のグローバルビューティカンパニー”へ進化を遂げる
東京ミッドタウン日比谷でかなうトータルビューティ
東京ミッドタウン日比谷のビューティ関連は、1階のプレミアムライフタイルゾーンに三越伊勢丹ホールディングスが展開する「イセタン ミラー メイク&コスメティクス(ISETAN MIRROR MAKE & COSMETICS)」の史上最大級の店舗が登場する。標準店舗の5倍の広さとなる約670平方メートルの広さには、ラグジュアリーブランドを中心に約40ブランドが並ぶ。
世界初「シャネル」のゲームセンターが原宿に限定オープン
「シャネル(CHANEL)」は3月2〜11日、東京・明治神宮前でゲームセンターをモチーフにしたイベントスペース「ココ ゲームセンター(COCO GAME CENTER)」を限定オープンした。店内には実際にプレーできるオリジナルゲームが置かれている他、リップカラー「ルージュ ココ」をはじめとしたメイクアップアイテムのタッチアップコーナー、フォトコーナーの他、販売スペースも設けられていた。
辻一弘が日本人初となる「アカデミー賞」の「メイク・ヘアスタイリング賞」を受賞
第90回「アカデミー賞(Academy Awards)」授賞式が現地時間3月4日(日本時間3月5日)に行われ、ジョー・ライト(Joe Wright)監督「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」のメイクアップスタッフである辻一弘メイクアップ・アーティストが、日本人初の「メイク・ヘアスタイリング賞」を受賞。
「コスメキッチン」初の路面店がオープン 2フロアでタッチアップスペースも完備
マッシュビューティーラボは3月20日、「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」初の路面店を表参道交差点近くにオープンした。同店は初めての2フロア構成。
「クリスチャン ルブタン」がプーチとビューティライセンス契約を締結
「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」は、プーチ(PUIG)と化粧品の製造および、開発、販売に関する長期ライセンス契約を締結した。
【4月】
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レブロン17年度は赤字拡大 CEOは空席
レブロン(REVLON)の2017年12月期決算は、売上高が前期比15.4%増の26億9370万ドル(約2801億円)の増収で、純損失は前期の2190万ドル(約22億円)から1億8320万ドル(約190億円)に膨らんだ。前期に1億5530万ドル(約161億円)だった営業利益は一転、2230万ドル(約23億円)の損失となった。
ブルーベルが「クロエ」や「ブルガリ」の香水を扱う自社ECをスタート 百貨店業態サービスをオンラインで
香水と化粧品の輸入・販売を手掛けるブルーベル・ジャパンは4月3日、公式オンラインストア「ラトリエ デ パルファム」をオープンした。同社が取り扱うほぼ全てのブランドがそろい、ブランド情報や商品詳細をまとめて閲覧することが可能となった。
コーセー18年3月期 売り上げ・利益は共に過去最高を達成
コーセーの2018年3月期連結決算は、売上高が前期比13.7%増の3033億円、営業利益が同23.6%増の484億円、経常利益が同22.6%増の485億円、純利益が同41.3%増の306億円となり、いずれも過去最高を達成した。
渡辺直美が「シュウ ウエムラ」のアンバサダーに就任 第1弾は限定コラボリップ
日本ロレアルの「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は、お笑い芸人の渡辺直美をブランド・アンバサダーに起用した。国内外を問わず幅広く活躍する渡辺の、自由でポジティブな姿勢がブランドの自由な発想と通じ、今回の起用に至った。
「ジミー チュウ」がコスメラインの立ち上げを発表
「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」はコスメラインを新規に立ち上げることを発表した。
コスメラインは数年以内に立ち上げるという。ピエール・ドゥニ(Pierre Denis)最高経営責任者(CEO)は詳細について口をつぐんだものの、ブランドイメージを踏襲したグラマラスなコレクションに仕上がると自信を見せた。
アルビオンが化粧品の新業態「アトリエ アルビオン」を始動
アルビオン(ALBION)は、化粧品専門店と協業した新業態「アトリエ アルビオン(ATELIER ALBION以下、アトリエ)」を本格始動する。2018年夏ごろに出店を予定し、順次展開していく。
【5月】
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ロレアルが「スタイルナンダ」買収 「3CE」でKビューティに参入
ロレアル(L‘OREAL)は、韓国のEC発ファッションブランドでビューティやライフスタイルも手掛ける「スタイルナンダ(STYLENANDA)」を運営するナンダ(NANDA)社の全株式を取得し、傘下に収めた。買収額は明らかにしていない。
「カキモトアームズ」が新宿東口に大型トータルビューティサロンをオープン
ヘアサロン「カキモトアームズ(KAKIMOTO ARMS)」は今夏、東京・新宿の東口(東京都新宿区新宿3-24-1 新宿M-SQUARE2階)に約397平方メートル(120坪)の新トータルビューティサロンをオープンする。スタイリスト、カラーリスト、ネイリストなど各分野のスペシャリストが集い、ヘッドスパやアイブロウ・アイラッシュなども提供する他、メンズグルーミングサロンも備えたトータルビューティサロンになる予定だ。
「ルイ・ヴィトン」から約70年ぶりにメンズフレグランス登場 “男性に捧げる旅”がテーマ
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は5月31日、メンズフレグランス5種を発売する。それぞれオードパルファム(100mL 各3万円、200mL 各4万3000円)とトラベルスプレー(7.5mL×4本 各3万円)をそろえる他、ミニサイズ5種を収めたセット(10mL×5本 3万円)も販売する。一部のブティックおよび公式サイトで取り扱う。同ブランドは2017年9月に70年ぶりにフレグランスコレクションをローンチしたばかりで、今回ラインアップにメンズフレグランスが加わった。
花王が化粧品ブランドを大幅に整理 戦略ブランドに投資集中
花王は5月18日、花王グループの化粧品事業についての発表会を行い、グループ全体で抱える49のブランドを整理し、戦略ブランドの見直しを行うと発表した。グローバル戦略ブランドを11、国内戦略ブランドを8つに絞って育成し、これまでの複数の分類を排除してカウンセリングブランドとセルフブランドの2つに再編。消費者の選び方や買い方に合わせたチャネル展開を行っていく。
「アナ スイ」コスメが20周年 世界初の巡回展も7月に六本木で開催
ブランド誕生20周年を迎える「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は、ブランドを象徴する“ドール”をモチーフにしたスペシャルコフレなどビビッドなカラーがそろう2018年秋コレクションを、8月1日から4回に分けて発売した。また、過去20年間のコスメを集めた展示「THE WORLD OF ANNA SUI」を7月14日から六本木ヒルズで開催した。
コーセーの社外取締役に元フジテレビアナウンサーの菊間千乃氏
コーセーは、新社外取締役候補者に元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏(46)を選任した。6月28日開催の定時株主総会で正式に決定する。
化粧品業界初のメンズコスメブランド「FIVEISM × THREE」の全貌
「THREE」を擁するアクロは、化粧品業界初となるメイクアップ中心の総合メンズブランド「FIVEISM × THREE(ファイブイズム バイ スリー)」を9月中旬に立ち上げる。百貨店のメンズ館や1階化粧品フロアの他、ファッションのセレクトショップなどでの展開を予定している。
ポーラが「オード フルール」を自主回収
ポーラは5月31日、バスシリーズ「オード フルール(EAU DE FLEUR)」製品の自主回収を行うと発表した。対象は2014年11月以降に発売したフレグランスボディーシャンプーやフレグランスバスエッセンスなど10品目とサンプル3品目。現時点では健康被害は報告されていないという。
赤字続きのレブロン、初の女性CEO起用で再建目指す
レブロン(REVLON)は、社長兼最高経営責任者(CEO)にデビー・ペレルマン(Debbie Perelman)前最高執行責任者(COO)を任命した。1932年に創業した同社だが、初めての女性CEOとなる。
【6月】
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ビューティ業界注目の“シワ改善美容液”市場にコーセーも参入
コーセーは高付加価値ブランド「コスメデコルテ(DECORTE)」から、目元や口元などの気になるシワを改善する薬用美容液「アイピー ショット(IP.SHOT) アドバンスト」(医薬部外品)を、全国の百貨店と化粧品専門店で9月16日に発売する。海外では中国や韓国、イタリア、アメリカなど12の国と地域で順次展開する予定。
ちふれ化粧品が持ち株会社体制に移行 新設子会社から新ブランドも誕生
ちふれ化粧品は6月20日、事業持ち株会社に移行したと発表した。商号をちふれホールディングスに変更し、既存のジャパン・オーガニックとアゼリアに加え、100%子会社のちふれ化粧品、光未来を新設。4つの子会社を傘下に収める。
「SK-II」事業代表交代 シンガポールで活躍する柳内清隆氏が就任
スキンケアブランド「SK-II」を展開するP&Gプレステージ合同会社は、8月1日付で事業代表に柳内(やなぎうち)清隆P&Gインターナショナル オペレーションズ グローバルトラベルリテール リージョナルセールスディレクターが就くと発表した。5年間同社を率いてきた若椙(わかすぎ)修吾・事業代表は7月末で退任する。
安室奈美恵が作った限定アイシャドウパレットが「ヴィセ」から発売 最後のCM出演
コーセーのメイクアップブランド「ヴィセ(VISEE)」は7月1日、安室奈美恵とタッグを組み「アイカラーパレットNA」全3種(各2300円、編集部調べ)を数量限定で発売する。4色が組み合わされたアイシャドウパレットで、カラーセレクトは安室が行った。また、アイテム発売前の6月22日からは安室のコーセーで最後となるテレビCMが全国で放映される。
RUMIKOクリエイティブディレクターの新ブランドは“かっこいい大人美”メイク提案
「THREE」を手がけるアクロは、RUMIKOビューティクリエイター・メイクアップアーティストをクリエイティブディレクターに起用した新ブランドのブランド名を「アンプリチュード(AMPLITUDE)」と発表した。大人女性をターゲットにしたメイクアップブランドだ。9月1日、伊勢丹新宿本店に1号店をオープンし、全国の百貨店へ順次拡大。数年後にはアジアの主要都市や、欧米への進出を計画している
「シックスパッド」が初のジム開設 短時間で全身に効果的なトレーニング
MTGは6月1日、トレーニング・ギアを扱うブランド「シックスパッド(SIXPAD)」の新業態となるトレーニング・ジム「シックスパッド ステーション(SIXPAD STATION)」を東京・代官山にプレオープンした。EMS(Electrical Muscle Stimulation=筋電気刺激)を使用したトレーニング・ジムはブランド初の会員制サービス。
資生堂美容部員の新制服は19アイテム192通り 毎日コーディネートが可能に
資生堂は7月1日から、店頭で接客を行う国内の美容部員(ビューティコンサルタント以下、BC)の制服をリニューアルする。美の基準が多様化し、“自分らしさ“が重要視される現代の価値観に合わせて複数のアイテムを用意して、BC自身が日々コーディネートできるようにした。
阪急うめだ本店が館外に化粧品売り場 20代にライトカウンセリングで売る
阪急うめだ本店は、化粧品の新しい売り場「阪急ビューティースタジオ(HANKYU BEAUTY STUDIO)」を同店の近くに8月オープンする。阪急うめだ本店2階の化粧品売り場をコンパクトにしたサテライト型の売り場で、面積は約330平方メートル。短時間のライトカウンセリングを通じて、百貨店が取り込めていなかった10代後半から20代の新しい顧客の獲得を目指す。
高島屋横浜店の新ビューティ売り場「ベルサンパティック」をレポート
高島屋横浜店に27日、体験型ビューティ編集売り場「ベルサンパティック(Belle Sympathique)」がオープンした。売り場は既存のビューティ売り場がある1階ではなく、スーツや礼服を扱う婦人服売り場の4階にある。約400平方メートルの広々とした売り場は、20~50代の男女という幅広い客層をターゲットに、サロンやカフェ、物販、イベントゾーンからなる。
前TSI社長の齋藤氏が日本ロレアル副社長に
TSIホールディングスの社長を5月25日付で退いた齋藤匡司氏(51)が、7月1日付で日本ロレアルの副社長に就任することが決まった。サロン向けの業務用製品などを扱うプロフェッショナル プロダクツ事業本部長の職を兼任する。齋藤氏は2015年にTSIの社長に就任する以前は約7年間、日本ロレアルに在籍していた。ファッション企業の経営者として培ってきた経験を生かし、古巣の成長戦略を担う。
【7月】
1
/
6
【8月】
1
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9
【9月】
1
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6
【10月】
1
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9
カリフォルニア州が動物実験を行った化粧品の輸入・販売を禁止 2020年1月から
カリフォルニア州は、米国で初めて動物実験を行った化粧品の輸入・販売を禁止する。施行は2020年1月1日からで、違反した場合は初回に5000ドル(約57万円)の罰金を、違反状態が続いた場合は1日ごとに1000ドル(約11万円)の追加罰金を課す。
ジョンソン・エンド・ジョンソンが「ドクターシーラボ」のシーズHDを買収
米ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson以下、J & J)は、ビューティブランド「ドクターシーラボ(DR.CI:LABO)」やエステティックサロンを手掛けるシーズ・ホールディングス(以下、シーズHD)を買収する。
風の力でカールを作る「ダイソン」新製品 扇風機の技術と知見を応用
ダイソン(Dyson)は、髪を乾かしながらスタイリングも行う新製品「ダイソン エアラップ スタイラー」の一般発売を10月31日から開始した。髪を乾かすドライヤーの他、巻き髪を作るカーラー、クセ毛を伸ばすためのハードブラシ、髪の根元を立ち上げてボリュームを出すためのラウンドブラシなど、6種類のアタッチメントを用意。
ラフ・シモンズが初めて全監修 「カルバン・クライン」の新フレグランスが登場
ブルーベル・ジャパン(東京都、セルジュ・グレベール社長)は、輸入販売を手掛ける「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」の新作フレグランス「カルバン クライン ウーマン オードパルファム」を10月17日に発売した。
ケイト・モスの娘、リラが「マーク ジェイコブス ビューティ」でモデルデビュー
モデルのケイト・モス(Kate Moss)の娘、リラ・モス(Lila Moss)が「マーク ジェイコブス ビューティ(MARC JACOBS BEAUTY)」のキャンペーンでモデルとしてデビューした。
カイア・ガーバーが「YSL」のメイクアップ・アンバサダーに
モデルのカイア・ガーバー(Kaia Gerber)が「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT以下、YSL)」のメイクアップ・アンバサダーに任命された。
「フローフシ」最後のアイテム発売 大阪でポップアップも
2018年末でのブランド終了を発表した「フローフシ(FLOWFUSHI)」は11月1日、最後の製品となる「LIP38℃+UnFrame ホログラフィック」を数量限定発売する。10月17~31日に、ポップアップストア「LIP38℃+UnFrame」を阪急ビューティスタジオに開いた。
オンワードが“着る化粧品”を発売 Tシャツやブラトップ
オンワード樫山は、ファッションとビューティの融合をコンセプトに衣料型の化粧品を打ち出す新ブランド「トトン(TTON)」をスタートする。第1弾は半袖Tシャツ(4500円)、9分袖Tシャツ(4900円)、ブラタンクトップ(5900円)で、半袖Tシャツのみメンズタイプも用意する。公式EC「オンワード・クローゼット(ONWARD CROSSET)」で11月13日に先行発売し、17日から一部実店舗で販売した。
コーセーが欧州初のコンセプトショップをオープン
コーセーは11月、フランス・パリに欧州初のコンセプトショップ「メゾン コーセー(MAISON KOSE)」をオープンする。同店ではハイプレステージブランドの「コスメデコルテ(DECORTE)」を、フランスで初めて展開した。
【11月】
1
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4
【12月】
1
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7