ファッション

サンローラン直筆の初公開イラストがオークションに

 イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が児童書の挿絵として1961~62年に描いた100枚のイラストが、仏競売会社コルネット・ド・サン・シール(CORNETTE DE SAINT CYR)によって12月19日にオークションにかけられる。

 サンローランは、作者のジャック・ダマーズ(Jacques Damase)に依頼され、「ル・ディアブル・ア・パリ(Le Diable à Paris、パリの悪魔)」という児童書用のイラストを描いたが、本の出版企画が没になった。これらのイラストは今回が初公開となる。

 コルネット・ド・サン・シールによれば、サンローランとダマーズはアクセサリーデザイナーのロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)を通じて知り合った。サンローランがイラストを依頼されたのは、60年に「クリスチャン・ディオール(CHRISTIAN DIOR)」を離れ、自身のブランド「イヴ・サンローラン」で最初のコレクションを発表した頃だという。イラストは、いずれも200~1500ユーロ(約2万5000~19万2000円)程度で落札されると予想されており、14~18日にコルネット・ド・サン・シールで展示されていた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。