ファッション

ザ・ウールマーク・カンパニーのウール100%ファーに反響 サステイナブルに対応

 ザ・ウールマーク・カンパニー(THE WOOLMARK COMPANY)が発表したウール100%のフェイクファーが注目を集めている。先ごろ東京国際フォーラムで行われたニット製品やテキスタイルを集めた展示会「ジャパン・ベストニット・セレクション2018」に協賛社として出展し、世界のファッション界のキーワードであるサステイナブルやファーフリーの流れに対応した素材として好評を得た。

 本物のファーとそん色ない毛触りと風合い、ウールならではの吸放湿性や防臭性、生分解性があり、土に還る環境にやさしい点が特徴だ。同社担当者は、「ウールの広がる可能性に世界が注目している。ラグジュアリーブランドのファーフリー宣言が相次ぐ中で、ウールのファーが大きな話題を集めた」と話した。

 ザ・ウールマーク・カンパニーは非営利法人オーストラリアン・ウール・イノベーション (AWI) の子会社。資金協力している約6万の牧羊業者を代表して、最上級の天然素材と位置づけるオーストラリア産ウールの研究開発とマーケティングを行い、世界的なサプライチェーンをサポートしている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。