編集部員さえ驚く(!?)ファッション・ヴィクティムで、ここ数年は、これまた呆(あき)れられるくらい(!!)ジムホリック(ジム中毒)な「WWD JAPAN.com」編集長ムラカミが、オシャレに変貌するエクササイズ業界に潜入!カラダを張って最新エクササイズを体験レポートし、長年の経験からオシャレ度をジャッジします!
さて今回紹介するのは、新年にふさわしい(皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします)幸運を招く筋トレ。とはいえ、胸や腹、脚ではなく、顔の筋トレです。と〜っても当たり前ですが、筋肉は顔にもあって、使わなければ退化。特に表情が控えめな日本人は、顔の筋肉を20%程度しか使っていないとさえ言われています。見た目に気を使っている(一応w)エクササイズ狂として、顔の筋肉を見落とすなんてなんというコトでしょう!そこで今回は、ビューティの新ブランド「MS トウキョウ(MS TOKYO)」が提唱する、“美顔筋トレ”に挑戦しました。
ハッピーワードで顔筋を動かして、心も顔もキレイになろう!
「MS トウキョウ」の“美顔筋トレ”は、幸福を意味する台湾語を、顔筋を思いっきり動かしながら発することで心からキレイになることを提唱します。日本にも「言霊」という言葉がありますが、「夢や目標、野望は、声に出すと叶う」と言われるのは、万国共通。そこで“美顔筋トレ”は、「幸福」や「完全無欠」「美」を意味する言葉を発しながら、顔筋を動かすことを提唱します。申國榮(BENSON SHEN)代表に教えてもらいました。
“美顔筋トレ”は、5種類のエクササイズを提唱します。まず最初は、目の周りの筋肉で衰えるとまぶたのたるみや目の下のクマなどの原因となり、特に最近はスマホを見ることでまばたきの回数が減りがちゆえ衰えやすい眼輪筋(がんりんきん)を鍛えます。この時発する言葉は、「幸福(台湾語でシンフー)」。まず「シン」と言いながら眉毛を上げないように目を広げ、今度は「フー」と言いながら眩しいものを見る時のように目を細めます。各動作は5秒間キープ。これを10回繰り返すのが理想的です。
無意識ゆえ顔筋がうまく使えない!顔面マヒ寸前状態
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実際やって見ると、元来目が細いせいか(笑)、「メヲアケルッテ、ムツカシネ〜」であります。オデコにシワを寄せて目を開けるのさえ難しいのに、それをせずに目を見開くとは……。あまりに慣れない動作ゆえ、顔面はマヒ状態です(苦笑)。
ほっぺた周りの大頬骨筋や小頬骨筋、咬筋を鍛える時の言葉は、「完美(ワンメイ)」。「ワン」で口を斜めにあげ、「メイ」でさらに口角をアップして可愛い笑顔に。これもまた各5秒間、計10回のトレーニングです。こちらは、思いっきりやるのは簡単ですが、口を斜めにちょっぴりあげるのは難しい。自分がいかに、顔筋を繊細に使えていないかを実感します。
顔筋マスターは、表情豊かでベリー・ラブリー!
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なんて思いながら申國代表を見てみると、まぁ顔筋が動く動く(笑)。だからこそ表情も大きく、笑顔がベリー・キュートです。それに比べ、ムラカミの表情が硬いこと(笑)。今回フォトグラファーに撮っていただいたエクササイズ中の写真は、全体の8割がしかめっ面でした。これじゃ、幸せは訪れません(笑)。
「MS トウキョウ」は、計5種のトレーニングを1日合計30分、きっちり行うことを推奨します。マジか〜。1日30分、この時間は、どこから、どうやってひねり出したら良いのか?考えどころです。そして終了後は、フェイシャルクリームを塗って終了します。
カラダ同様、顔の筋トレも「1日にして成らず」なのですね。