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しまむらの野中会長が体調不良で辞任

 しまむらは25日、野中正人・代表取締役会長(58)が体調不調を理由に12月31日付で代表取締役を辞任すると発表した。あわせて取締役会長、会長執行役員職からも降りる。本人から辞任の申し入れがあったという。野中会長の辞任により、2019年1月1日以降は同社の代表取締役は北島常好・社長(59)1人になる。

 また、同日発表した同社の19年2~11月期決算は、売上高が4099億円 (前年同期比4.0%減)、営業利益が206億円(同41.3% 減)、経常利益が212億円(同40.9%減)、純利益が137億円(同42.7%減)の減収減益だった。暖冬により防寒肌着や寝具など冬物商品の販売が計画通りに伸長しなかった。

 店舗への客足離れなどにより近年不振が続いている同社は、19年下期は「全事業で既存店売上高を底上げ」を掲げ、主力の「ファッションセンターしまむら」の店舗においては掘り出し物を探す“宝探し”感のある売り場の復活や、セール手法の見直しなど抜本的な改善を図るとしていた。

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