カルチャー誌「トゥーマッチ マガジン(TOO MUCH magazine)」が写真家・石川直樹のヒマラヤへの旅にまつわるトークイベント「The Seven Continents」を2019年1月14日に原宿・ヴァカント(Vacant)で開催する。2年ぶり14回目のテーマは“カンチェンジュンガ & アマダブラム”。
石川は18年4月にインドとネパールの国境近くにそびえる、世界で3番目に高い山カンチェンジュンガ(8586m)のベースキャンプに向かい、11月にはヒマラヤにあるアマダブラム(6856m)に登頂した。石川はエベレストに次ぐ高さのK2への15年の挑戦以降、久々のヒマラヤ遠征を終えた旅の感想を語る。イベントへの参加はヴァカントの公式HPから応募が可能だ。
同イベントに合わせ、15年に発売した「トゥーマッチ マガジン」の人気企画「Naoki Ishikawa The Himalayas」を再編集し新装丁で発売する。
石川直樹は1977年東京生まれの写真家。東京藝術大学大学院を修了後、写真集「CORONA」(青土社)で第30回土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した「最後の冒険家」(集英社)などがある。最新刊はエッセイ「極北へ」(毎日新聞出版)やヒマラヤの8000m 峰を撮った写真集シリーズの6冊目「AmaDablam」(SLANT)など。19年1月12日からは初台の東京オペラシティアートギャラリーで個展も開催する。
「トゥーマッチ マガジン」は東京発のインディペンデントマガジン。美術、建築、ファッション、デザイン、都市論など独自の視点で編集に国内外から支持が集まる。石川とは長年にわたりトークイベント「The Seven Continents」を共催している。
■カンチェンジュンガ & アマダブラム
日程:2019年1月14日
時間:14:00〜16:00
場所:ヴァカント2階
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13 2階
入場料:1500円