アメリカの眼鏡企業マーション・アイウェア(MARCHON EYEWEAR)は、1月からアジア太平洋地域担当マネジング・ディレクターにマッテオ・ガエタ(Matteo Gaeta)氏を任命した。香港にあるマーション・アイウェアのAPAC地域本部を拠点に、日本をはじめ中国、香港、シンガポールの現地法人を含むアジア地域のビジネスのトップを務める。前任のコニー・ライ(Connie Lai)氏は退社した。
ガエタ=マネジング・ディレクターは1971年、イタリア・モンツァ生まれ。シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスでMBAを、香港城市大学で経営学博士を取得。フィンランドの高級テーブルウエア企業フィスカース(FISKARS)でアジア地域のトップ、イタリアの大手眼鏡企業サフィロ(SAFILO)でアジアとオーストラリアのトップやサフィロジャパン社長も務めており、約18年間アジア地域のビジネスに携わっている。
二コラ・ゾッタ(Nicola Zotta)=マーション・アイウェア社長兼最高経営責任者は、「眼鏡市場とアジア太平洋地域に関する豊富な知識を生かしてもらえることを期待している。当社の戦略的グローバル成長計画の重要な一部として、今後もさらに市場シェア、拠点、ブランドポートフォリオを拡大していく予定だ」とコメントした。
ニューヨークに本社を置くマーション アイウェアはVSPグローバルの傘下で、「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「クロエ(CHLOE)」「エトロ(ETRO)」「ラコステ(LACOSTE)」「マルニ(MARNI)」「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」などの眼鏡ビジネスを手掛けている。