「WWDビューティ」1月17日号は、ビューティ業界をリードする27人の代表に、2018年の振り返りと19年の展望、さらにはオリンピックイヤーの20年に向けた戦略などを幅広くインタビューしました。ジュローム・ブリュア(Jerome Bruhat)日本ロレアル社長、魚谷雅彦・資生堂社長兼最高経営責任者(CEO)など、そうそうたる企業のトップが登場しています。
インタビューの中で多くのトップが口にしたのは、インバウンド売り上げだけに頼るのではなく、タッチポイントを増やすことでブランドの認知の拡大を目指す「グローバル化を意識した組織体制と海外への積極的出店」です。また、働きやすい環境を整えることが企業の発展につながる「ピープルファースト、人材育成と働き方改革」、環境問題が深刻化している昨今の社会事情を反映した「サステイナビリティー活動の強化」といった視点も注目です。
さらに今回のコラムでは、各代表に「勝負メシ」について聞きました。リーダーたちは“ここぞ”という時に食べるものがあるのか?実は食で験担ぎをしたり、仕事に向かうスイッチを入れたり、リラックスをしたり……。食を通じて得られるビジネスヒントや、それぞれの価値観が垣間見られるエピソードもありました。
ニュース面では、続々と登場している唇をぷっくりさせる“プランプリップ”を取り上げています。付けた瞬間から唇をぷっくり見せる成分を配合したプランプリップが、pHによる色変化やカラーの重ねづけなどと同じように、定番の仲間入りをするのかに注目です。
その他、日本と韓国への旅がインスピレーション源になっている「シャネル(CHANEL)」の2019年春夏コレクション、美容師のための会員制オンラインサロンをローンチしたビューティーエクスペリエンス、ミレニアル世代へ向けた新リキッドリップを発売する「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」、資生堂から誕生した若年層向けの新ブランドなどを紹介しています。