「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON以下、LV)」が1月10~31日に、原宿にオープンしているポップアップが絶好調だ。ポップアップでは、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh以下、ヴァージル)=メンズ アーティスティック・ディレクターによるデビュー・コレクションでもある2019年春夏シーズンのアイテムを先行販売している。マイケル・バーク(Michael Burke)「ルイ・ヴィトン」会長兼CEOによると、17年に「シュプリーム(SUPREME)」とのコラボアイテムを発売して記録的な数字を樹立したポップアップと比較すると、最初の48時間の売り上げは30%増だったという。
キャンペーン広告の打ち出しやギフティングを行わなかったにもかかわらず、初日は入場するための抽選券を求めて約1100人が早朝から行列を作ったことにも触れ、バークCEOは「純粋に高い需要があったからだ」と分析する。テーラードやホワイトレザーのミニトランク、PVCやオーロラ色のリフレクト素材を使用したボストンバッグが特に人気だったという。
ヴァージルによる19年春夏コレクションのフルラインアップは1月18日から約30の「ルイ・ヴィトン」のブティックで展開する。