ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛ける「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」の2019-20年秋冬ランウエイショーが16日(現地時間)に開かれた。会場はルーヴル美術館近郊で、ショー開始の30分前から続々とストリートウエアをまとった個性的な男女が集まり、パリを代表する美術館周辺は熱気に溢れた。
「オフ-ホワイト」の着用者が多いのはもちろん、ヴァージル・アブローがメンズ アーティスティック・ディレクターを務める「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や、「ナイキ(NIKE)」とのスニーカーリデザインプロジェクト「THE TEN」着用者が多数見られた。
15日にパリで自身のブランドのランウエイショーを終えたばかりのヘロン・プレストン(Heron Preston)は、「ファセッタズム(FACETASM)」のダウンジャケットに「ルイ・ヴィトン」のバッグを合わせたスタイルで親友ヴァージルの応援に駆けつけた。
他にも「ダブレット(DOUBLET)」などのアクの強いストリートウエアを巧みに着こなす女性や、ど派手な服にも負けないスタイリングテクニックを披露する黒人男性ら、ストリートウエアの強者たちによって会場周辺はショー終了後もにぎわっていた。