世界最大の眼鏡企業である伊ルックスオティカ(LUXOTTICA)の100%子会社ミラリジャパンが、1月1日付で社名をルックスオティカジャパンに変更した。理由は、2016年に傘下の米「オークリー(OAKLEY)」の運営会社オークリージャパンを、18年に仏「アラン ミクリ(ALAIN MIKLI)」の運営会社ミクリジャポンを吸収合併したことで、同グループのコアブランドが統合されたことを挙げており、今年は米「オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)」の販売権もアイヴァンから同社に移ったことから、会社組織が大きく変わっている。
ミラリジャパンは1990年設立で、当初はシャルマンとの合弁会社だった。ルックスオティカは「シャネル(CHANEL)」「ブルガリ(BVLGARI)」「プラダ(PRADA)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」など数多くのラグジュアリーブランドの他、「レイバン(RAY-BAN)」などハウスブランドの眼鏡ビジネスを世界約150カ国で手掛け、昨年は世界最大のレンズメーカー、仏エシロールと合併し、売上高2兆円以上の圧倒的な企業力を築いている。