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「フリープラス」が永野芽郁をイメージキャラクターに起用 ブランドの新メッセージも発表

 カネボウ化粧品のグローバル戦略ブランド「フリープラス(FREEPLUS)」は、日本でのブランド育成を強化する。新たなブランドメッセージ“敏感を愛そう。”を掲げ、新商品「フリープラス ウォータリークリーム」(3800円)を2月1日に発売する他、イメージキャラクターとして女優の永野芽郁を起用する。永野は店頭広告や、1月25日から放送のテレビCMにも登場する。

 17日の発表会には永野が白いノースリーブドレス姿で現れた。大塚由喜男「フリープラス」ブランドマネジャーは永野の起用について、「いつでも前向きに取り組む姿勢や内面の美しさ、澄んだ印象がブランドイメージにマッチした」と語った。永野は新商品について「初めて触った時はプルプルしていたのに、つけると一瞬で肌になじんでいくサラサラ感があって朝でも昼でも夜でも使いやすい。パッケージも大人っぽくて女性の芯の強さを感じさせますね」とコメント。

 今年9月に20歳を迎えるにあたり、「今年の抱負は実年齢を知ってもらうこと。高校生役をやっている方が違和感あると言われるし、30代だと思っている方もいらっしゃる。振袖を着たときに『こいつは二十歳だぞ』と思ってもらえるような年にしようと思う。強い中にも優しさがあるような素敵な女性を目指していきたい」と語りはにかんだ。

 また2月16日まで、紀伊国屋書店とのコラボ企画を実施している。情報が溢れる現代において、本を読むことは心を研ぎ澄ますことができる時間であると捉え、心が敏感になっている女性に向けて書店員が選んだ本を全国の紀伊国屋書店各店舗でそろえる。期間中は購入者に限定のブックカバーとしおりをプレゼントする他、一部店舗では「フリープラス ウォータリークリーム」のサンプルも用意する。

 「フリープラス」は2001年に誕生。05年に中国で、17年に香港と台湾で販売を開始しているが、今後さらにグローバルでの成長を目指し、拠点である日本にも力を入れる。中国で成功した、敏感ということをポジティブに捉える考え方を日本にも取り入れる。新メッセージである“敏感を愛そう。”には、敏感を弱さではなく、さまざまなことに気付き、気配りができる繊細さとしてメッセージを込めた。「19年は日本市場を強化しながら、グローバルで2ケタ成長を目指す」と大塚ブランドマネジャーは語った。

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