ファッションショー会場の雰囲気は、ブランドによって大きく変わる。旬のブランドはセレブやインフルエンサーが多数訪れて華やかだし、個性派ブランドは根強いファンの異様な熱気に溢れるなど多種多様。
中でも個性派の筆頭「リック・オウエンス(RICK OWENS)」のショー会場には、他ブランドでは絶対に見られない珍客が集まることで有名だ。パリで17日(現地時間)に開いた2019-20年秋冬のランウエイショーの会場には、同ブランドでおなじみの構築的なシルエットのウエアに挑戦する若者から、頭に謎の装飾を付けた全身真っ黒の黒魔術系まで、“ヘンタイ”を思い切り楽しむファッショニスタたちが集結。ラッパーのキッド・カディ(Kid Cudi)やデザイナーのリック・オウエンスら有名人に勝るとも劣らない存在感の彼らをショー会場入り口前でスナップした。