ファッション

“「イージー」を全ての人に” カニエ・ウェストの「イージー」が販路拡大の施策、人気モデルを再販

 アディダス(ADIDAS)とカニエ・ウェスト(Kanye West)が手掛ける「イージー(YEEZY)」は1月26日、昨年9月の発売時に即完売したクリーンな印象のモデル“YEEZY BOOST 350 V2 TRIPLE WHITE”を再販する。

 アディダスとカニエは2015年2月の初協業以来、継続してスニーカーとアパレルを発表してきたが、熱狂的なファンの存在もあってどれも発売と同時に即完売し、一般層に行き渡らない状況が長年続いていた。

 当のカニエもこの状況を快く思っていなかったようで、ツイッターや公共の場では時折「(『イージー』の)スニーカーを欲しいと思っている全ての人に届けたい」と発言。今回の再販は、老若男女全ての人に届けることを狙いに“YEEZY FOR EVERYONE(『イージー』を全ての人のために)”を掲げ、かねてからのカニエの願いを実現する形となった。

 価格は2万8000円と変わらないが、販路はアディダスの公式オンラインの他、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダス渋谷店、新宿店、名古屋店、心斎橋店、福岡店、ギンザ シックス店、ミタスニーカーズ(mita sneakers)、スタイルス ダイカンヤマ(STYLES DAIKANYAMA)、アンディフィーテッド(UNDEFEATED)渋谷店、大阪店、ビリーズ エンター(BILLY'S ENT)渋谷店、原宿店、新宿店、大阪店、アトモスブルー 表参道(atmos Blue Omotesando)、アトモス渋谷店、新宿店、難波店、キックスラボ(KICKS LAB.)、アップタウン デラックス(UPTOWN Deluxe)福岡店、ABCマート グランドステージ(ABC-MART GRAND STAGE)銀座店、原宿店の全24店舗。前回の公式オンラインストア限定から23店舗拡大した。

 “YEEZY FOR EVERYONE”を今後も掲げ続けるかどうかは定かではないが、この策が17年ごろから続く希少モデルを巡る過熱したスニーカーブームを収束化させるきっかけになるかもしれない。

■取り扱い店舗一覧
アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ
アディダス オンラインショップ
アディダス オリジナルスショップ ギンザ シックス
アディダス ブランドコアストア 渋谷
アディダス ブランドコアストア 新宿
アディダス ブランドコアストア 名古屋
アディダス オリジナルスショップ 心斎橋
アディダス オリジナルスショップ 福岡
ミタスニーカーズ
スタイルス ダイカンヤマ
アンディフィーテッド 渋谷
アンディフィーテッド 大阪
ビリーズ エンター 渋谷店
ビリーズ エンター 原宿店
ビリーズ エンター 新宿店
ビリーズ エンター 大阪店
アトモスブルー 表参道
アトモス 渋谷店
アトモス 新宿店
アトモス 難波店
キックスラボ
アップタウン デラックス 福岡店
ABCマート グランドステージ 銀座店
ABCマート グランドステージ 原宿店

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。