モナコ発「APM モナコ(APM MONACO)」は毎月新しいテーマのコレクションを発表し、遊び心あふれるジュエリーを提案している。2月にはハートモチーフなど愛や幸運のシンボルをモチーフにした“アビエイター”コレクションやレインボーやサボテンなどがモチーフの“ラルクアンシエル”コレクションが登場する。価格は、8100~2万8100円(税込)。「APM モナコ」は2月のコレクションのアイコンとして、カリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)の娘のジュリア・レストワン・ロワトフェルド(Julia Restoin Roitfeld)を起用した。インタビューでジュリアは、ジュエリーの着け方や美の秘訣などを語り、母親としての顔も見せている。
ジュリアのジュエリースタイルはミニマルで、顔を明るく見せるイヤリングがお気に入り。彼女の子どもの頃の夢は海洋学者だったそうだ。映画「グラン・ブルー」を100回ほど見たというほど、魅了されたらしく、「海はハッピーな場所。だから海に面するモナコはお気に入りの場所の一つ」と言う。彼女は6歳の娘ロミーの母親でもある。ジュリアの生活は、母になって全てが変わったそうだ。「子どもが最優先よ。彼女は意志が強く、自信があるから、将来は大統領になりたいと言っている」と話す。
ジュリアは15歳までパリで過ごし、今はニューヨークに住んでいる。彼女のパリとニューヨークでのライフスタイルは、全く対照的。「パリでは娘とエッフェル塔のメリーゴーラウンドやバトームーシュに乗ってセーヌ川下りするなど、最近は観光気分ね。昔は夜中にドライブとかしていたけど。ニューヨークでは、とにかく歩いて何かを見つけるのが楽しい。皆が思っているよりも私はアウトドア派なので、セントラルパークをランニングするのも大好き。ハイキングにも行くわ。都会の喧騒からのエスケープね」。
彼女の美の秘訣はとにかく睡眠。「ロミーを寝かしつけた後、なるべく早く就寝するようにしている。退屈に聞こえるかもしれないけど、私には8時間の睡眠が必要なの」と言う。カリーヌを母に持ち、ファッション・アイコンとして華やかな生活を送っているかと思いきや、ジュリアの素顔は飾り気がない。「レス・イズ・モア=少ないほど、豊か」が彼女の新しい哲学だそうだ。