三越伊勢丹が主催するチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2019(SALON DU CHOCOLAT)」が新宿NSビルで開幕した。この祭典はパリ発祥で、日本では今回が17回目。今年のテーマは、“ショコラは自然の贈りもの”で過去最高の112ブランドが集結。1月21日に行われた前夜祭では、国内外のショコラティエが登場しセレモニーが開催された。
一流シェフらによる毎年恒例のセレクションボックスは、16人のシェフがほれ込んだ素材を生かした“ナチュール”(8300円)と、12人のシェフの個性とフルーツへの愛が詰まった“フルーツ”(6400円)、8人のシェフがショコラと発酵食品の融合に挑んだ“発酵”(4000円)の3種類。一つのボックスで多くのショコラティエのチョコレートを楽しめる、チョコレート好きにはたまらないアイテムだ。
初出展のブランドは、スイス発の「ミスターアンドミセスルヌー(MR & MRS RENOU)」とパリで注目を集める「ショコ・オ・キャレ(CHOCO2)」、日本初上陸のイスラエル発「イカ チョコレート(IKA CHOCOLATE)」で個性あふれる新作を販売する。遊び心たっぷりの新作もたくさんある。「セバスチャン・ブイエ(SEBASTIEN BOUILLET)」では口紅やクロワッサンなどをモチーフにしたチョコレートが登場。「ダヴィッド・カピィ(DAVID CAPY)」は、パッションフルーツやイチゴをモチーフにしたもの、「カカオ サンパカ(CACAO SAMPAKA)」は、キュートなクマやバレンタインにぴったりのハート型をあしらったチョコレートなどを販売する。ダーク、ミルク、ホワイトに続く第4のチョコレートとして注目のルビーチョコレートも多くのブランドが提案している。
今年はまた、パフェやジェラートなど会場でしか味わえないイートインやテイクアウトメニューが昨年の約2倍と充実している。注目は、「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオ・ブロマ(MUSEE DU CHOCOLAT THEOBROMA)」のショコラたい焼き(301円、税込)や「ジョンズ・ホットドッグ・デリ(JOHN’S HOTDOG DELI)」と「フリスホルム(FRIIS HOLM)」のチョコドッグ(850円)。
会期は1月23~29日で、入場料は600円。国内外のショコラティエとの交流も楽しめるイベントだ。