ファッション

パリのヤバい地域で行われた「ピガール」19-20年秋冬ショー イカついお兄さまたちを勇気を出してスナップ

 ステファン・アシュプール(Stephane Ashpool)率いる「ピガール(PIGALLE)」は、2019-20年秋冬コレクションのランウエイショーをパリで18日(現地時間)に開いた。場所は18区に構える同ブランドのアトリエで、あまり治安がいいとは言えない地域。

 また「ピガール」のショーは、毎シーズン何かしらのトラブルが起こることで有名だ。ショー開始時間が大幅に遅れるのは当たり前。さらにアシュプールの知人やそのまた知人たちがショー会場に殺到するため、取材に訪れたジャーナリストたちは、入り口を突破するために相当な労力を強いられる。しかし今シーズンは会場のキャパシティーが小さく、あらかじめ入場制限を設けていたために目立った混乱はなかった。

 来場者は、前日にランウエイショーデビューを果たした「カサブランカ(CASABLANCA)」を手掛けるシャラフ・タジェル(Charaf Tajer)ら、アシュプールと親交が深い仲間たちが集まった。メゾン系ブランドの華やかさや、流行のストリート系ブランドのようなわざとらしい派手さとは一味違う、天然のストリート感を醸し出す来場者たちが多かった。

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