ファッション

1989年発売のスニーカーに3Dプリンターソールを搭載した“ZX 4000 4D”が発売

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は2月9日、3Dプリンターで製造されたミッドソール“4D”を搭載した新作スニーカー“ZX 4000 4D”を発売する。価格は4万円で、公式オンラインストアとアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウの他、六本木ヒルズ店やギンザ シックス店でも取り扱う。

 “ZX 4000 4D”は、今年30周年を迎える1989年発売のランニングシューズ"ZX4000”を、3Dプリンターで製造されたミッドソール“4D”を搭載することで現代的にアップデートしたモデル。”ZX4000”本来のディティールはそのままに、アッパーをプライムニットやスエード、メッシュなどさまざまな素材を組み合わせてDIY風にアレンジしたことで、レトロ&フューチャーの独特な雰囲気を漂わせる一足に仕上がっている。

 “4D”は、アディダスがパートナーシップを締結している米3Dプリンターメーカーのカーボン(Carbon)社と開発。デジタルライト合成によって光と酸素で作り上げ、3Dプリンターを用いることで、手作業では生産することができなかった細かい網目のようなソールを実現している。アディダスは昨年、2019年のうちに“4D”を搭載したライフスタイルやストリート向けモデルを10万足以上販売する計画を発表している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。