「サカイ(SACAI)」は2019-20年秋冬メンズと19年ウィメンズ・プレ・フォールで、 “人種のるつぼ”をキーワードにしたコレクションを発表した。
Tシャツとパーカのグラフィックには、“Melting pot”の波打ったロゴをはじめ、阿部千登勢デザイナーが学生時代に刺激を受けたというロンドンのバーの「バー イタリア(Bar Italia)」とのコラボレーションもラインアップする。フードの袖やTシャツの背中には、“るつぼ”にちなんだ“壷”のグラフィックプリントが施されているのがポイント。男性も女性も着用できるサイズをそろえる。価格はTシャツ1万6000〜2万円、パーカ2万9000〜4万7000円。
アクセサリーでは、パンクファッションやロシアの民族衣装など、異文化の要素をハイブリッドにした。花柄のジャカード、ペイズリー、アニマルプリントなどのさまざまな生地をコラージュしたスカーフ(2万〜2万3000円)、パンツのベルトループに引っ掛けて使う人工ファーのエプロン(2万6000円)、人工ファーのキャップ(3万7000円)などがそろう。サングラスブランド「ネイティブ サンズ(NATIVE SONS)」との初のコラボレーションのユニセックスのアイウエアも扱う。