スクール事業を運営するバンタンがエアークローゼットや服飾系の教育機関、協会・団体、メディアと共同で昨年12月に発足させた一般社団法人 日本パーソナルスタイリング振興協会(JaPPA/ジャッパ)の理事に石川広己バンタン代表取締役会長が就任した。
“パーソナルスタイリスト”は、個人が持つ特徴(体のサイズ、肌の色、目の色など)とニーズや課題などに向き合い、シーンやライフスタイルに応じた最適なスタイリングを提案してファッションの悩みを解決する仕事を指す。
同協会は、国内初の取り組みとしてパーソナルスタイリングの共通基準を作り、知識・スキルを測るパーソナルスタイリング測定試験を創設する活動など、“パーソナルスタイリスト”の育成に取り組む。「個人に合わせた的確なコーディネート提案ができるパーソナルスタイリングのスキル・知識は、店頭販売員が持つべきスキル・知識の一部と捉えている。測定試験は、コーディネート提案のスキルアップにつながるだけでなく、入社前のスキル提示や人事評価への導入などキャリアの指標として取り入れられるのではないか」としている。また、販売員の接客サービスの充実、店舗の活性化や売り上げ向上につながることも期待できる。
同協会はエイブルが公式スポンサーを務め、エアークローゼット、滋慶学園、総合学園ヒューマンアカデミー、Doreme、⽂化服装学院、モード学園、イメージプロデュース協会、国際スタイリングカウンセラー協会、新パーソナルカラー協会、⽇本ファッション教育振興協会、ファッションエデュケーション協会/服育、ファッション産業⼈材育成機構、⽇本流⾏⾊協会、繊研新聞が発足に参画している。