ファッション

100型以上をラインアップした「ヴェルサーチェ」 × 「キス」 銀座店で限定販売を開始

 ブランド表記を変更したことでも話題の「ヴェルサーチェ(VERSACE)」は、2月15日からロニー・ファイグ(Ronnie Fieg)が手掛けるニューヨーク発「キス(KITH)」とのコラボコレクションを銀座店3階で限定販売している。

 コラボコレクションは、2018年9月に“KITH PARK”と名付けられニューヨークで行われた「キス」3度目のランウエイショーで披露されたもの。“KITH PARK”では「ヴェルサーチェ」の他、「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」や「グレッグ ローレン(GREG LAUREN)」「コンバース(CONVERSE)」「ヴァンズ(VANS)」「アグ(UGG)」「マスターマインド・ジャパン(MASTERMIND JAPAN)」など、数多くのブランドとのコラボが発表された。これらの膨大な数のコラボは“SET 1”から“SET 4”に分けてドロップされ、今回の「ヴェルサーチェ」とのコラボはラストドロップとなる“SET 4”として発売を迎えた。

 アイテムはメンズとウィメンズを用意し、ファーコートからダウンジャケット、フーディー、トラックスーツ、Tシャツ、パンツ、スニーカー、バッグ、アクセサリー、下着、水着までさまざまなアイテムを100型以上ラインアップ。ベースとなるシルエットを「キス」が受け持ち、「ヴェルサーチェ」がイタリアにある自社工場で生産を担うことで、ストリートの雰囲気を醸しながらもシルクやサテンなど上質な素材を使用した、まさに“ラグジュアリーストリート”を体現するアイテムとなっている。

 中でも“VERSACE”と“KITH”のダブルネームが全面にプリントされた総柄シリーズと、その奇抜なシルエットからダッドスニーカーブームに新風を巻き起こした話題のスニーカー“チェイン リアクション(CHAIN REACTION)”、1990年代に「ヴェルサーチェ」から登場したスニーカー“アミコ・トレーナー(AMICO TRAINER)”を再解釈した新モデルは、若者を中心に争奪戦が繰り広げられそうだ。

 またコラボを象徴するように、眼の上から「キス」のロゴが載せられた「ヴェルサーチェ」のアイコン“メデューサロゴ”が多くのアイテムにあしらわれているが、“メデューサロゴ”にデザインが加えられたのは1978年の「ヴェルサーチェ」設立以来初めてだという。

 価格帯は1万1000〜65万5000円で、総柄のエコファーコート(メンズ)が26万2000円、フーディー(メンズ)が11万6000〜21万8000円、Tシャツ(メンズ・ウィメンズ)が4万3000〜7万3000円、スニーカー(メンズ)が12万3000〜15万4000円。3月15日からはバーニーズ ニューヨーク神戸店でも販売を予定している。

 なお、この記念すべきコラボのキャンペーンビジュアルには、メンズにラッキー・ブルー・スミス(Lucky Blue Smith)、ウィメンズにベラ・ハディッド(Bella Hadid)という豪華2モデルを起用した。

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