2019-20年秋冬のニューヨーク・ファッション・ウイーク(以下、NYFW)が2月4〜13日に開催された。前回の春夏シーズンにはネオンカラーのアイテムがトレンドだったNYFWだが、来場者の間で着用率が高かったアイテムはカラフルなアウター。前回に引き続きネオンカラーや淡いパステルカラーが目を引いた。カラフルなアウターの種類はダウンジャケットやファーコート、トレンチーコートなどさまざまだが、特にボアジャケットが人気だったようだ。
ファッションブログ「オール ザ プリティ バーズ(All The Pretty Birds)」を運営するタム・マクファーソン(Tamu McPherson)は、ニューヨークのタクシーのようなイエローカラーのダウンジャケットに、トレンドに浮上しているアニマルプリントのスカートを同系色でコーディネート。サックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)のルーパル・パテル(Roopal Patel)=ファッション・ディレクターはビビッドなイエローのコーディネートにホットピンクのコートを合わせていた。
NYFWも終盤の12日にはニューヨークを吹雪が襲ったが、この日もやはり防寒性もファッション性も手に入るカラフルなアウターは来場者の愛用アイテムだった。ブロガーのスージー・ロウ(Susie Lau)はフローラルプリントのワンピースに「コーチ(COACH)」のファージャケット合わせ、全体をパステルピンクで統一していた。