ファッション

「アニヤ・ハインドマーチ」が“編み編み”アスレチックで新作バッグをアピール ロンドンコレで消費者イベント開催

 「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH」はロンドン・ファッション・ウイーク中に、“シーナウ・バイナウ”k形式の消費者参加型イベントを行った。この形での発表は今回で3シーズン目。前シーズンは巨大な雲の形のクッションの上に寝そべって瞑想をするイベントだったが、今回はロープを編んで作ったトンネルの中に入って自由に遊ぶというもの。野外公園のアスレチックかのような演出で今シーズンもユニークだ。2019年春夏物でレザーテープを編んだバッグ“ニーソン(NEESON)”を打ち出しており、それと掛けて“編む”ことにフォーカスしている。

 会場に入ると、そこに広がるのは青いロープを編んで作ったトンネル。アーティスト集団のヌーメン・フォー ユース(NUMEN/FOR USE)が手掛けたインスタレーションだという。用意されたツナギと靴下に着替えたら、いよいよ体験タイム。トンネル入り口になんとかよじ登って中を行ったり来たり。突っかかったり、よろけたりしながら楽しむ。「前シーズンに続き、われわれのインスピレーションの背景にあるものをお客さまに体験してほしいと企画した」とアニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)はコメントしている。

 体験タイムが終わったら、併設のギフトショップやカフェへ。ギフトショップではスタッフが着用しているツナギやペンなどのお土産を販売している他、“ニーソン”のバッグも展示している。白衣姿の職人もいて、バッグの製作過程を見ることもできる。バッグの編み目にレザーテープを通してさまざまな柄を描くことが可能なのが“ニーソン”の特徴だが、それを体感できるようにとレザーテープのミニワークショップのようなコーナーもある。

 イベントは16日から19日まで開催しており、消費者はホームページからチケットを購入して参加する。チケットは10.5ポンド(約1490円)。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。