サッカー・J1リーグに所属する北海道コンサドーレ札幌は21日、「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」でデザイナーを務める相澤陽介を、同チームのクリエイティブ・ディレクターに招へいしたことを発表した。
招へいの理由について北海道コンサドーレ札幌の広報は、「野々村芳和コンサドーレ社長をはじめ、もともと複数の社員が相澤氏とつながりがあったことに加え、相澤氏がサッカー好きということもあり実現に至った」。相澤クリエイティブ・ディレクターは、すでに公開されている2019-20シーズンのポスターを手掛けている他、今後はTシャツやキャップなどのアパレルを中心としたオフィシャルグッズもデザインするという。
なお北海道コンサドーレ札幌のユニホームは、イタリア発スポーツブランド「カッパ(KAPPA)」によるもの。
相澤陽介は1977年埼玉県出身。自身の「ホワイトマウンテニアリング」の他、「ハンティング・ワールド(HUNTING WORLD)」ではディレクターを、多摩美術大学では客員教授を務めるなど、多岐にわたって活躍している。
昨年はFIFAワールドカップの開催もあって、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)」「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」など、多くのブランドがサッカーに関するアイテムを発売。また、「ナイキ(NIKE)」が手掛けたナイジェリア代表のユニホームが、街着としても着られるそのデザイン性の高さから発売前に300万件の予約が殺到するなど、ファッション業界とサッカーの関係は年々深くなっている。