銀座に旗艦店のあるラグジュアリーブランド24社で組織するギンザ インターナショナル ラグジュアリー コミッティ(GINZA INTERNATIONAL LUXURY COMMITTEE以下、GILC)と銀座通連合会、全銀座会の3団体は、映像コンテスト「ギンザ・ショート・フィルム・コンテスト」を開催し、“型破り”をテーマにした5分以内の映像作品を日本全国から募集する。実写やアニメーションなどの分類や、プロアマは問わない。公式サイトから4月26日まで応募が可能で、5月下旬の授賞式で各受賞作品が発表される。
最優秀作品には200万円を贈り、受賞作品は米アカデミー賞公認の映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019以下、SSFF」で上映される。ほかにも優秀作品には50万円、審査員特別賞には30万円、銀座賞とGILC賞にはそれぞれ10万円が贈られる。
コンテストの応募開始に合わせて、22日にメディア向けに発表会が行われた。コンテストの審査員で、SSFFの代表を務める俳優の別所哲也は「銀座は日本を代表する大人の街。伝統を大切にしながら、若い人や外国人を巻き込んでさらに発展してきた。そんな街にぴったりの型破りな作品が集まることを楽しみにしている。ショートフィルムは起承転結よりも奇想天外が大事で、ノールールがルールといわれている。新しい映像スタイルの作品を作ってほしい」と期待を寄せる。
GILCの代表を務める三木均リシュモン ジャパン社長は「銀座は伝統と革新を兼ね備え、ラグジュアリーブランドのビジネスとも通じている。GILCがこれまで開催してきたジャズ・フェスティバルやイルミネーションに続く、新たな銀座のコンテンツとして世界に発信していきたい。今回は国内限定だが、来年以降は海外からの出品も募りたい」と語った。