「WWDビューティ」2月28日号は、2019-20年秋冬ニューヨーク・コレクションのビューティトレンド特集です。今シーズンのファッションは、最近業界をにぎわせてきたストリートブームが落ち着き、少しずつエレガンスに回帰しています。また、“SNS疲れ”という言葉に代表される、作り込まれた世界観への反動から、上質な素材や着心地の良さや、着る人しか分からない細やかなこだわりへの追求も多く見られました。
ビューティもストリートブーム全盛の時のようなカラフルなヘアメイクは減り、エレガントなアイメイクやクラシカルな赤リップ、シックなヘアにシフト。ポイントメイクの表現も、肌を整え、眉をきれいに描くなど、繊細なこだわりが随所に見られました。本特集では、NYコレクションの代表的なヘアメイクのトレンドを、キーワードを挙げて解説します。
さらに、米国では連日メディアで取り上げられるなど注目度の高いCBD(大麻)美容を現地レポート。製品の一部を購入し、編集部で実際に試した様子を掲載したほか、リニューアルした百貨店のビューティフロアや新業態など、コレクション取材の合間で見つけたホットなビューティトピックスも紹介します。
ニュース面では、各メーカーから大型新製品が相次いで登場しているヘアサロン業界に注目。“グレイカラー”に焦点を当て、新たな潮流を探ります。そのほか、ロレアルの2018年12月期決算レポートや、人気シリーズの新作を続々と発売する「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」、メゾンを代表する「庭園のフレグランス」シリーズの6作目を発売する「エルメス(HERMES)」、スキンケアを刷新する「RMK」を紹介しています。
浅田真央が愛用する「アルソア スキンケア(ARSOA SKIN CARE)」がシンプルケアに進化するというニュースのほか、8年ぶりにスカルプケアラインのリニューアルを行う「イーラル(ERAL)」、初のメイクアップ製品としてクッションファンデーションを発売する韓国発スキンケアブランド「ファミュ(FEMMUE)」、初のヘアケア製品を発売する「ヴァントルテ(VINTORTE)」などを掲載しています。