横浜高速鉄道が運営するみなとみらい線の開通15周年を記念する駅員の制服のリニューアルを、横浜で90年以上の歴史を持つファッション専門学校の横浜fカレッジが手掛ける。同校ファッションライフデザイン学科2年生40人が、“未来進化論”をテーマに合服(10~5月ごろ着用)、夏服(6~9月ごろ着用)をデザインした。学生たちは、みなとみらい線の歴史、駅の業務、制服として必要な機能性などを学んだ後、デザインに臨んだという。ポケットの縁にあしらった海をイメージさせるブルーがポイントだ。
参加した同学科2年モデリスト・パターンコースの山口翔真さんは、「みなとみらいが持つ従来のイメージを大切にしつつ、どのように未来感を表現するかを心掛けた。学生として、ここまでリアルに生産に携わることができたことはよい経験になった」と話した。
新しい制服は、10月1日から着用される。