子ども服大手のナルミヤ・インターナショナルは5日、男児服のハートフィール(東京都武蔵野市、齋藤貴史社長)の全株式を取得し子会社化すると発表した。買収価格は約7億円。株式取得日は3月29日を予定している。
ナルミヤ・インターナショナルの主な顧客は女児であり、手薄な男児向けブランドの育成を経営目標に挙げていた。小中学生の男児向けブランド「グラソス(GLAZOS)」を展開するハートフィールを傘下にすることで事業拡大を図る狙いだ。
ハートフィールは2010年の設立で、主にECで販売している。2018年12月期の業績は、売上高が前期比1.8%増の9億9800万円、純利益が同73.5%減の1800万円だった。