「ブルガリ(BVLGARI)」のアイコンリング“ビー・ゼロワン”の生誕20周年を祝したイベントが、3月7日、大阪市港区の大阪文化館・天保山で開催され、元SMAPの木村拓哉と歌手の工藤静香の次女でモデルのKoki,(コウキ)が登場した。
昨年5月「エル・ジャポン(ELLE JAPON)」の表紙で話題を集めたKoki,は、8月に「ブルガリ」のアンバサダーに就任。今年2月ローマで行われた“ビー・ゼロワン”20周年記念イベントにも世界中のセレブとともに出席している。同コレクションの新作、総額544万円を身にまとったKoki,は「『ブルガリ』の多くのジュエリーがローマの街からインスピレーションを得ているので、ブルガリを身にまとうということはローマの一部をまとうということ。『ブルガリ』がローマを愛していることが伝わってくる」と感想を述べ、「20歳になったら『ブルガリ』のジュエリーにふさわしいエレガントで心が強い女性になりたい」と語った。
また、ローマでのイベント体験については「各国のアンバサダーたちとの交流を通してたくさんの刺激と学びを得られ、とても楽しかった。ローマは町中に遺跡があり、太陽の光にあふれた街で大好きになった。『ブルガリ』本店のアーカイブにあったエリザベス・テーラー(Elizabeth Taylor)が身につけていたネックレスには感動した」とも。モデルデビューして以来、大阪を訪れたのは今回が初めて。「大阪は活気にあふれている。人々もパッショネイトで優しい。556(正しくは551)の肉まんやお出しで食べるたこ焼きも好き」と16歳らしい笑顔を見せた。
“ビー・ゼロワン”は、伝統的な建築美とモダニティを融合したデザインが特徴で、ローマのコロッセオから着想を得て誕生した。ローマで行われた20周年記念イベントの会場は、イタリアの著名な建築家レンツォ・ピアノ(Renzo Piano)が設計した「オーディトリウム パルコ デッラムジカ」だった。今回、大阪文化館・天保山で開催されたのも、円を主体としたデザインという密接なつながりを彷彿させるからだという。記念イベントを大阪で開催したことについて、ブルガリジャパンのウォルター・ボロニーノ(Walter Bolognino)社長は「ここは安藤忠雄氏の設計によるすばらしい建物であり、日本とイタリアをつなぐ場所でイベントを開催したいという思いがあった」と話した。