ビジネス

ポーラがAI技術を駆使し862万通りから最適なスキンケアを提案 「アペックス」ブランドで

 ポーラは7月8日、パーソナライズドスキンケアブランド「アペックス(APEX)」を刷新する。従来の独自の肌分析にAI技術を新たに導入し、これまでの256万通りから862万通りまで細分化、一人一人に適したスキンケア製品(全7種、9000~1万7000円)を販売する。2019年の年間売上高は120億円規模を目指す。

 同ブランドは、独自の肌分析技術に基づき、 顧客のプランをつくる→プランを実行する→プランをアップデートする、というフローに販売スタッフ(ポーラビューティーディレクター)が寄り添い、 一人一人に最適化したケアを提案サポートする。

 今回、業界初となる動画解析を採用。同社が蓄積してきた1800万件を超えるビッグデータと掛け合わせ、肌の状態を視覚化する。肌状態さらに、地域や季節、使うアイテムの優先順位まで考慮しておすすめ製品を提案する。

 基本アイテムはクレンジングやウオッシュ、フルイド、カラークリームなど全7品。クレンジングでは、オイルやミルク、クリームとテクスチャーや使用感の異なるタイプをそろえるなど、目的やケア習慣を踏まえた全39種類のタッチアップテスターを用意した。

 さらに、アプリを開発。ダウンロードすることで分析結果の振り返りや手入れ動画によるアイテムの使用方法、2年分の肌データの蓄積などもでき、再確認することも可能だ。

 ボトルデザインは、肌を取り巻く「森羅万象」をモチーフに、最新のデジタル印刷技術を用い、一つとして同じデザインがない仕様になる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。