資生堂は、スキンケアも兼ね備えた新ファンデーション「薬用 ケアハイブリッドファンデ」を開発した。既に昨年8月に発売した「dプログラム(DPROGRAM)」、3月21日に「ハク(HAKU)」から発売する製品を皮切りに、今後、他ブランドでも販売する予定。アンバサダーにはタレントのマツコ・デラックスを起用し、テレビCMや店頭ポップなどで商品をアピールしていく。
同社の独自調査(15~69歳の女性4123人対象)で「女性がファンデーションをつけているのは年間3500時間」ということが分かった。また、6割の女性が「ファンデーションは肌によくない」とネガティブな印象を持っていた。そこで、「ネガティブな印象をポジティブに転換させ、3500時間つけているファンデーションで素肌まで美しくする、“ファンデーション革命”を巻き起こしていく」(杉山繁和資生堂ジャパン社長)。
「dプログラム」では、薬用肌荒れケアと滑らかな仕上がりがかなう「薬用 スキンケアファンデーション」SPF17・PA++(全5色、各3800円)を昨年8月に発売。パウダリーファンデーションでは日本初の2種の薬用有効成分を配合したものとなる。「ハク」は薬用美白ケアとカバーして明るい肌に導く「薬用 美白美容液ファンデ」SPF30・PA+++(全4色、各4800円※編集部調べ)を販売する。
アンバサダーに起用されたマツコ・デラックスは「おかまをテレビCMに起用するなんて、ダイバーシティね。資生堂さんありがとう!資生堂のCMに出演させて頂けるなんてもう(嬉しくて)死んだっていいわ。昔は資生堂のCMが目覚めの一つよ。いろいろ気付かせてもらったの」とマツコ節がさく裂。「ファンデーションは46歳のおっさんには欠かせないもの。一足先に使わせてもらったけど、肌を美しく保つことがファンデーションの力を証明できることよね」と述べた。