ファッション

京都・四条烏丸に大丸松坂屋百貨店の「ビーノ東洞院」 1階には京都に初「シェイク シャック」

 J.フロント リテイリンググループの大丸松坂屋百貨店は、新商業施設「ビーノ東洞院」を4月3日に京都・四条烏丸に開業する。施設は3階建てで、延べ床面積は1652平方メートル。1階にはアパレルセレクトショップのストラスブルゴ(STRASBURGO)と京都初出店となるハンバーガーレストラン「シェイク シャック(SHAKE SHACK)」が、2階には銀座の老舗オーダースーツ専門店「ギンザグローバルスタイル(GINZA GLOBAL STYLE)」とコスメやフィットネスウエアなどを扱う「チャコット(CHACOTT)」が出店する。6月には3階にフィットネスクラブ「ベストスタイルフィットネス(BEST STYLE FITNESS)」がオープン予定で、全5店舗で運営する。

 「ビーノ東洞院」は、18年11月に旧松坂屋銀座店別館をリノベーションしオープンした「ビーノ銀座」に次ぐ系列の商業施設。「ビーノ(BINO)」は“Beauty Inside and Out”からの造語で、“外からも内からも美しさを追求する施設”をコンセプトに掲げており、「ビーノ銀座」には“ビューティー&ヘルス”をキーワードに、フィットネスジムやクリニック、エステなどが入っている。「ビーノ東洞院」には20代後半~30代の女性やカップルをターゲットに、ジャンルを問わず買い物が楽しめる店舗を誘致した。

 J.フロント リテイリンググループは、店舗を核にエリアの魅力を最大化する地域成長戦略「アーバンドミナント戦略」に取り組んでいる。重点地区としている京都では老朽化していた町家を再生した建物でラグジュアリーブランドなどを取り扱う「大丸京都店 祇園町家」や、築100年を超える旅館をリノベーションした「ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)」など、京都の町家文化を生かしたプロジェクトを展開中だ。「ビーノ東洞院」の開業で、大丸京都店を中心とした周辺エリアの活性化を図る狙いだ。

■BINO東洞院
オープン日:4月3日
時間:各店舗の営業時間に準じる
定休日:1月1日
住所:京都府京都市中京区東洞院通蛸薬師下ル元竹田町643

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。